22日、第98回米アカデミー賞のノミネーションが発表され、日本映画『国宝』がメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされる快挙を果たしました。これは日本映画として初の部門ノミネートであり、歌舞伎独特の白塗りメイクとかつら表現が国際的評価を受けた結果です。豊川京子、日比野直美、西松忠の3氏が代表として候補入りしています。
『国宝』は吉田修一の同名小説を李相日監督が映画化した作品で、歌舞伎役者としての人生を生きる男の運命を描き、日本国内でも社会現象的なヒットとなりました。興行収入は190億円を超え、邦画実写作品として歴代トップクラスの記録を打ち立てています。
ノミネーション発表では、主要部門で史上最多16部門ノミネートの『罪人たち』などと並んで『国宝』の名前が挙がり、日本映画の存在感が改めて示されました。受賞結果は3月15日の授賞式で発表されます。
このノミネーションは、歌舞伎文化の美と精緻な技術が世界の映画界にも通用することを示す出来事として大きな話題となっています。国内での評判も高く、今後の賞レースにも注目が集まっています。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- 歴史ある日本文化がオスカー候補に挙がった事自体が誇らしいという反応。
- 歌舞伎の白塗りやかつら表現が高く評価された点への驚きと称賛。
- ノミネートだけでも大きな成果と捉える慎重な評価。
- 海外の映画祭や受賞経験が評価に繋がったのではとの専門的視点。
- 受賞できれば日本映画界全体の励みになるとの期待コメント。
国宝の豆知識 5選
- 原作と監督
『国宝』は吉田修一の同名小説を原作にしており、李相日監督が長年構想を温めて映画化した作品です。監督は『フラガール』や『悪人』などで知られ、重厚な人間ドラマを描きます。 - 歌舞伎の再現
作中では主人公が歌舞伎役者としての人生を歩むため、実際の歌舞伎の立ち回りや化粧、衣装表現が用いられています。歌舞伎特有の白塗りやかつらなどの職人技が高く評価されています。 - 主演とキャスト
主演の吉沢亮をはじめ、横浜流星、渡辺謙、田中泯ら豪華キャストが出演しました。特に吉沢亮の演技は国内外で高い評価を受け、作品の中心として強い存在感を放っています。 - 興行成績
2025年6月6日の公開以降、『国宝』は興行収入で190億円を突破し、邦画実写映画として22年ぶりの歴代記録に迫る勢いを見せています。これは日本国内での幅広い支持を示す数字です。 - 国際評価とノミネーション
今回の米アカデミー賞ノミネートは、メイクアップ&ヘアスタイリング賞という技術部門への評価ですが、日本映画の国際的存在感を示す重要な出来事となっています。この種の部門で日本映画が候補入りするのは極めて稀です。


