ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、今季4勝目を挙げる快投を披露し、米球界から「サイ・ヤング賞に値するシーズンのスタートを切った」との声が上がっています。山本は、開幕戦で5回3安打1失点の好投を見せ、以降も安定したパフォーマンスを続けています。特に、最速157キロの速球と切れ味鋭いスプリットで打者を翻弄し、カブス戦では6回2安打9奪三振無失点と圧巻の投球を披露しました。

「僕らにはヨシがいる」4勝目の山本由伸を同僚ベッツが称賛...防御率0.90でMLBトップ「仕事ぶりが素晴らしい」
26歳の日本人右腕が絶好調だ。 現地5月2日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、6...

エースが快投! 山本由伸が6回1安打無失点の無双ピッチで4勝目。防御率は驚異の「0.90」でリーグトップ
エースが無双ピッチだ。 現地5月2日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がアトランタ・ブレーブス戦に今季7度目の先発登板し、6回(9...
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「彼がサイ・ヤング賞の候補に挙がらない理由はない」と称賛し、山本の今後の活躍に大きな期待を寄せています。また、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』も「メジャーリーグ2年目のシーズンに別の投手として戻ってきた」と評価し、山本の進化に注目しています。
山本自身も、昨季のポストシーズンでの経験が自信につながっていると語り、「こうしたら抑えられる、打たれるというのが10月に感覚になった」と述べています。このような経験が、今季の安定した投球につながっていると考えられます。
サイ・ヤング賞とは?
サイ・ヤング賞は、メジャーリーグベースボール(MLB)において、各リーグ(アメリカンリーグとナショナルリーグ)で最も優れた投手に贈られる賞です。1956年に創設され、伝説的な投手サイ・ヤングの名を冠しています。受賞者は、記者投票によって選出され、その年の最も優れた投手として認められます。
山本由伸投手がこの賞を受賞すれば、日本人初の快挙となります。今後の彼の活躍に、ますます注目が集まっています。