千葉ロッテマリーンズからポスティング制度でメジャーに渡った佐々木朗希投手が、挑戦7試合目で待望のメジャー初勝利を掴みました。この試合は、敵地での試合となり、日本時間では深夜1時26分に白星が確定したのがファンの間でも話題となりました。
佐々木はこの試合でも得意の160キロ超えの速球と鋭いフォークを武器に、打者を翻弄。5回を4失点で降板となったものの、味方打線が援護し、勝利投手の権利を持ってベンチへ。その後リリーフ陣がリードを守り抜き、7試合目でメジャー初勝利が実現しました。地元紙は「序盤に苦しんだが、何とかダメージを抑えた」「エースの片鱗を見せた」と報じ、内容の課題を指摘しながらも、そのポテンシャルを評価しています。
▼ポイント
一方で、アメリカの解説者は「まだ球種配分やスタミナ面に課題がある」とコメント。メジャーの打者への対応も今後の課題になると見られています。
佐々木朗希とは?
岩手県出身、2001年生まれの右腕投手。高校時代から「令和の怪物」と称される速球派で、高校最速163km/hを記録。一方で、東日本大震災での被災経験から強靭なメンタルを培いました。
- 2020年ドラフトで千葉ロッテに入団
- 2022年には28年ぶりの完全試合を達成。13者連続三振の日本記録も樹立
- 2024年オフにポスティングでメジャー挑戦
- 目標は「世界最高の投手になること」
驚異的な球速と変化球、クールなマウンドさばきが特徴です。今後もメジャーでどこまで成長するのか、楽しみですね。