フジテレビ系の新ドラマ『最後の鑑定人』(7月9日スタート、水曜夜10時・初回15分拡大)の主題歌に、矢沢永吉さん(75)が新曲『真実』を提供することが正式発表されました(7月4日)。彼が連続ドラマの主題歌を手がけるのは、TBS系『ベストパートナー』(1997年放送)の「あの日のように」以来、実に28年ぶりとなります。
番組プロデューサーは「ドラマの世界観にマッチするスローなバラードを」と熱烈なオファーを送り、矢沢さんも快諾。新曲『真実』は優しいメロディーと矢沢さんらしい伸びやかな歌声で、愛の儚さを繊細に表現。歌詞中には“嘘”や“真実”といった、ドラマのキーワードも散りばめられています 。
矢沢さんはこの起用について、「この度、28年ぶりのドラマとのタイアップ。矢沢永吉のメロディーを選んでくださり、本当にありがとうございます」「タイトルが『真実』というんですけど、『最後の鑑定人』とはたしてどんな反応が起こるのか…今からとても楽しみです」とコメントしています。
なお、『真実』は6年ぶりの新曲であり、同年9月24日にリリース予定のニューアルバム『I believe』にも収録されるとのことです。
ドラマ『最後の鑑定人』について

原作は岩井圭也氏の同名小説(2018年発表、小説 野性時代 新人賞受賞)。主人公・土門誠(藤木直人)はかつて科捜研で“最後の鑑定人”と呼ばれた敏腕鑑定者。自身の鑑定所を設け、科学的アプローチで難事件に挑みます。パートナーの高倉柊子(白石麻衣)は、心理学の知見から嘘を見抜く“変人研究員”。二人がバディを組み、科学×心理で事件を解明していく構成です。
第1話では水没車から白骨遺体が発見され、12年前の未解決強盗殺人事件と結びつく。その謎に土門が挑み、科学的推理によって真相に迫る展開が繰り広げられます。
矢沢永吉とは?
矢沢永吉さん(本名:矢沢永吉、1949年9月14日生まれ)は日本のロック界を代表する伝説的アーティスト。1972年に伝説的ロックバンド「キャロル」のリーダーとしてデビューし、1975年にバンド解散後、ソロ活動へ。1977年にはソロロック歌手として初の日本武道館公演を実現し、1978年には後楽園球場でのライブ開催、以降“矢沢ブーム”と呼ばれる絶大な人気を確立。
2007年には前人未到の日本武道館100回公演を達成し、以後も精力的に活動。2017年のツアー『TRAVELING BUS 2017』で武道館最多公演記録を更新。69歳となった2018年にはアニバーサリーツアー「69TH ANNIVERSARY TOUR『STAY ROCK』」を成功させるなど、圧倒的な存在感を維持しています。
アルバムでは2019年に『いつか、その日が来る日まで…』をリリース。今年はソロデビュー50周年イヤーにあたっており、全国アリーナツアーや東京ドーム2Days公演の実施が予定されています。
その独特の声とエネルギッシュな歌唱スタイル、圧巻のステージパフォーマンスにより、現在も“ロックスター”の地位を揺るぎなく保ち続けています。




