リアルサウンド映画部さんのインタビュー記事『宇垣美里が乗り越えたアナウンサー時代の“どん底”と自身の結婚観 「答えがまだ出ていない」』がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!
現在、連続ドラマ『できても、できなくても』(テレ東ほか)で初の主演を務める宇垣美里。インタビューで、華やかに見える今とは対照的な“アナウンサー時代の挫折”や、揺れ動く自身の結婚観を率直に語っている。


アナウンサー時代の“どん底”:イントネーション批判と孤立感
- 宇垣は出身地が関西(神戸)で、関西弁のイントネーションが残っていたことに対し、「イントネーションが間違っている」と度々指摘された。自分では「方言は薄いほう」と思っていたが、その言葉が心に刺さり――「しゃべるのが嫌になってしまった」時期があったと振り返る。
- さらに、新人時代は同期すらほとんど会えず、番組開始後は“誰とも会えない”状態が続いた。番組ごとに衣装やスケジュール管理など、現在であればマネージャーがやるような仕事をすべて1人でやっていたという。通勤も普通の電車。大変な重圧と孤独の中で、「高飛びしちゃおっかな」と本気で思った瞬間もあったと語っている。
- でもその経験を乗り越えたことで、表に出る仕事を深く楽しめるようになった──「あのとき頑張ってよかった」と今は思えるそうだ。


主演への感謝と、「特別ではない普通」の大切さ
現在の主演抜擢に対して宇垣は、「自分で望んでできるものではない」「声をかけていただいたご縁」として、率直に喜びと感謝を口にした。主演をやりたいと思ったことはなかったが、呼ばれたからこそ飛び込んだ。演技には楽しさもあるが、同時に「まだまだだ」と感じることも多いという。
また本作を通して“不妊症”“ブライダルチェック”といったテーマに触れ、「子どもができないことは本人のせいではないし、不本意な“普通の人生”から外れてもいい」というメッセージに深い共感を抱いたと語っている。



結婚観は「答えがまだ出ていない」――固定観念を手放す
宇垣は「結婚しないと決めたわけではないけれど、結婚が必要かはわからない」と明かす。
誰かと“一緒に生きる”ことやパートナーの存在は支えになると思うが、「恋愛結婚」「法律婚」「異性である必要」があるのか――そのすべてに対して、今も模索している段階だという。自分の価値観や生き方に縛られず、柔軟に考えたいと語っている。


“どん底”を経て見つけた、今の自分への誇り
アナウンサー時代の苦労――イントネーションへの差別感、孤独なスケジュール管理、仲間との距離――それらを経験したことで、宇垣は「苦労することも意味のあることだ」と捉えるようになった。あの時期を乗り越えたからこそ、今「表に出る」仕事を心の底から楽しめていると語る。彼女にとって、あの日々は確かに成長の土台だった。

ネット上の声 5選
- 「宇垣さんの“しゃべるのが嫌になった”っていう話、めちゃくちゃリアルで刺さった…」
- 「結婚も恋愛も“こうあるべき”が押し付けられがちな中で、“答えはまだ”って言えるの尊い」
- 「アナウンサー時代けっこうきつそうだけど、今の活躍を見てると努力は裏切らないなと思う」
- 「ドラマで不妊や結婚観の話──いいタイミングで社会に問いかけてくれて嬉しい」
- 「羨望だけじゃない“リアル”を語ってくれる宇垣さん、好きになった」



宇垣美里の豆知識 5選
- 関西出身/神戸育ち — だからイントネーションに関して指摘されたこともあった。
- アナウンサー時代、自分で番組管理・衣装発注・スケジュール管理まで担当 — 当時はマネージャーなしで仕事をこなしていた。
- 「苦しいときは寝たら忘れるタイプ」 — 嫌な気持ちが長く残らないという性格。
- 演技のお仕事に「憧れ」よりも「ご縁と感謝」で臨むタイプ — 主演オファーを受けたときは驚きつつも、「ご縁に感謝」と受け止めた。
- 結婚・パートナー・家族の形に縛られず、「その人が安心できる関係」が大切と考える — 恋愛結婚・法律婚・異性パートナーの有無すべてに対し柔軟な価値観を持つ。



