2025年12月6日、愛知・IGアリーナで行われたISUグランプリファイナルの女子シングルで、17歳の中井亜美が初出場ながら見事2位に入賞し、銀メダルを獲得した。ショートプログラム(SP)では3位につけ、フリーでは冒頭に大技のトリプルアクセルを成功させ、146.98点を出してフリー2位。合計220.89点で堂々の銀メダルとなった。
優勝は、昨季世界女王のアリサ・リュウ(米国)が合計222.49点で逆転制覇。中井のすぐ上に立ち、日本女子の表彰台の一角を射止めた。また、SP5位から巻き返した坂本 花織が3位で銅メダル。合計218.80点で日本勢として中井とともに五輪代表争いに大きく弾みをつけた。

この結果により、中井はシニア初年度ながら世界の強豪を抑えて銀、さらには来年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピック(2026年)出場に向けて、大きく前進することとなった。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- 若き中井の“初出場&銀メダル”に驚きと期待。「本当に17歳?! 将来が楽しみ!」と未来のエースに注目。
- トリプルアクセル成功に「見た瞬間鳥肌」「ジャンプの質が別格」と称賛の声。技術の高さを称える人多数。
- 「五輪代表争い、これは本命になるかも」「日本女子の世代交代は近い」と、今後への期待と代表入りへの関心。
- 「リュウはさすが世界女王。でも中井との差は僅差」「若手の台頭が怖い」と、競争の激化を歓迎する声。
- 坂本の意地の銅にも「キャリアの深みと安定感」「まだまだ日本女子は層が厚い」と日本女子の底上げを評価。
中井亜美の豆知識 5選
- 生年月日は2008年4月27日、新潟県出身。現在17歳。
- 所属スケートクラブはMF Figure Skating Academy。スケートを始めたのは2013年、約12歳でのスタート。
- 身長は約150 cmと小柄ながら、そのコンパクトな身体から繰り出すジャンプは安定性と伸びがあり注目を集める。
- ジュニア時代の実績も豊富で、2023年の世界ジュニア選手権で銅メダル、さらに2024–25年ジュニアGPファイナルでもメダルを獲得。
- 2025–26シーズンはすでに、GPファイナル銀メダルのほか2025 Grand Prix de France優勝、2025 Skate Canada International銅メダルなど、シニア転向直後から大きな飛躍を遂げている。

