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「松本まりか」が挑む『奪い愛』シリーズの真髄 – 「引き算」で磨く狂気と静寂

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リアルサウンド映画部さんのインタビュー記事「松本まりかが語る『奪い愛』シリーズの極意 「“引き算”の中にある面白さに挑戦したい」」がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!


女優・松本まりかは最新作『奪い愛、真夏』について、「“引き算”の中にある面白さに挑戦したい」と語っています。かつてのシリーズでは、詰め込むように盛り上げる“足し算”的演出が目立っていたが、今回は抑制された表現にこそドラマの深さがあると考えているのです。

彼女が最も印象に残るのは、静かな語りのシーン。主人公・海野真夏が母親との絆や自身の過去を語る場面であり、物語の中心的な核となる重要な一幕です。この「静の瞬間」が不倫や葛藤という激しい感情の紐を解きほぐし、視聴者に深い共感や違和感を喚起します。

一方で松本まりか自身は、祖母から受け継いだ「人に料理を振る舞う喜び」を大切にしており、現場で手作り焼き芋をふるまうなど、縁ある人々との静かな交流を重視する性格でもあります。この感覚は、彼女が抑えた表現にこだわる演技スタイルにも反映されているようです。

現在放送中の『奪い愛、真夏』はシリーズ第5作目。脚本家・鈴木おさむの原点ともいえる作品で、『奪い愛、冬』(2017)、『奪い愛、夏』(2019)、『殴り愛、炎』(2021)、『奪い愛、高校教師』(2021)に続き、8年ぶりに金曜ナイトドラマ枠に戻った注目作です。

動画インタビューでも、松本まりかが自らの演技哲学として「引き算」を語る姿が見られます

松本まりかが語る『奪い愛』シリーズの極意 「“引き算”の中にある面白さに挑戦したい」

『奪い愛』シリーズについて

  • シリーズ構成
    1. 『奪い愛、冬』(2017年、テレビ朝日・金曜ナイトドラマ)
    2. 『奪い愛、夏』(2019年、AbemaTV配信)
    3. 『殴り愛、炎』(2021年、テレビ朝日)
    4. 『奪い愛、高校教師』(2021年、ABEMA×テレビ朝日)
    5. 『奪い愛、真夏』(2025年7月スタート、テレビ朝日) 
  • 特徴:脚本はすべて鈴木おさむ。愛憎、重なる裏切り、極端な展開による“ドロキュン”演出が特徴の恋愛ドラマシリーズです。
  • 共通点:シリーズを通じて、主人公たちは一度は正しい選択を望みながらも、不倫・裏切り・復讐といったドロドロした感情の渦に巻き込まれていきます。キャストには松本まりか、水野美紀、観月ありさなどが出演し、各作で独自の狂気とドラマ性を描きました。
金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』2025年8月8日(金)よる11:45~/第3話PR(15秒)
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