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松本若菜/アクションある決断が原動力、シリーズ初の女性主人公を演じて語る仕事観

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映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』で、シリーズ初の女性主人公・ゾーラ(声:スカーレット・ヨハンソン)を演じる松本若菜さんは、「何かを始めるアクションが大切」と語る。今回のキャスティングを機に、自ら新しい一歩を踏み出すことの意味を改めて実感したという。彼女はリスクを恐れず、挑戦する姿勢を仕事の根幹に据えている。その覚悟が、声優として臨んだ本作での演技にも表れており、新たな主役像に説得力を与えている。

インタビューでは、吹替収録時の緊張感や準備過程にも触れ、「役に向き合うこと、周囲とのコミュニケーション、全てがアクションにつながる」と強調。演じるだけでなくチームと一体になる仕事の流れにやりがいを感じ、自ら動くことこそが創作の原点と話していた。歴史あるシリーズにおいて、女性主人公という新たな挑戦で臨む今作について、松本は「自分自身もまた新たに始める気持ち」を持って取り組んだと述べ、「声の力でキャラクターを立たせたい」と意欲を語っている。


松本若菜の歴史:女優としての軌跡と成長

出生と上京まで

  • 1984年2月25日、鳥取県米子市に生まれた三姉妹の末っ子。中学時代は吹奏楽部でクラリネットを担当。
  • 高校時代にスカウトされたものの一度は断り、地元の仕事を経て「自分の可能性を広げたい」という気持ちから22歳で上京。父や姉の支えを受けながら、2006年3月9日に東京へ出発し、飲食店でアルバイトをしつつ演技レッスンに通った。

女優デビューからブレイクまで

  • 2007年に特撮ドラマ『仮面ライダー電王』で野上愛理役として女優デビュー。
  • 2009年には映画『腐女子彼女。』で映画初主演。同年ごろ、グラビア活動も経験しつつ女優業を本格化。

キャリアと受賞

  • 2017年、映画『愚行録』での演技が高評価を受け、第39回ヨコハマ映画祭の助演女優賞を受賞。
  • 2022年『やんごとなき一族』で義姉役を怪演し注目を集め、ドラマアカデミー賞や東京ドラマアウォードなど複数の助演女優賞を獲得。さらに同年テレビ東京『復讐の未亡人』で連続ドラマ初主演。2024年にTBS『西園寺さんは家事をしない』でゴールデンプライム帯連ドラ初主演を果たす。

その他の活動と信念

  • 高校時代に料理師免許や普通自動車運転免許を取得し、美容部員やカフェ厨房など多様な職歴を持つ。上京後も複数の飲食店で働きながら女優業を継続し、34歳まで厨房に立った経験もあるという。
  • 2023年公開の映画『みんな生きている~二つ目の誕生日~』では骨髄バンク登録促進を目的に社会貢献活動へ参加。
  • 信念として「言葉の力」「言霊」を重視しており、自分を信じ行動することの大切さを語っている。
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