芸能| サ

沢尻エリカ、名作舞台で“イライザ”に挑む ― 約100年の時を越えて

芸能
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

女優 沢尻エリカ が、来年1月より上演される舞台 ピグマリオン-PYGMALION- で、主人公の花売り娘イライザ役を務めることが明らかになりました。原作は ジョージ・バーナード・ショー による喜劇 ピグマリオン(1912年)。この戯曲は、その後ミュージカル化された マイ・フェア・レディ の原作としても知られています。

沢尻は昨年、舞台デビュー作として主演を務めた 欲望という名の電車 に続き、挑戦的な英国喜劇に取り組むこととなります。

演出は英国演劇界の重鎮 ニコラス・バーター が務め、衣裳・美術も英国を代表するデザイナーによる国際的な制作陣が揃っています。

物語はロンドン下町の花売り娘イライザが、音声学者ヒギンズ教授との出会いをきっかけに、言葉や身のこなしを教えられながら“貴婦人”になるかどうか実験されるというもの。一見シンデレラ風ですが、実際には女性が自ら人生を選び取る力も描かれており、時代を超えたメッセージを内包しています。

公演は東京・豊島区の「東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)」を皮切りに、名古屋、北九州、大阪でも上演予定。先行予約は11月7日から、一般発売は12月21日からとなっています。

https://pygmalion2026.jp

ネットのコメントでは、
「沢尻さんがイライザ役という意外性がワクワクする」
「英国喜劇を日本でどう表現するのか興味深い」
「舞台デビューからの成長を見せてくれそう」
「原作も『マイ・フェ・レディ』も好きなので期待が高まる」
「演出も衣裳も豪華なので見逃せない」

といった声が寄せられています。
この上演を機に、沢尻が演じる“イライザ”というキャラクターにどう命を吹き込むか、多くの観客が注目しています。


マイ・フェア・レディの豆知識 5 選

  1. 原作は英国の劇作家ジョージ・バーナード・ショーによる戯曲『ピグマリオン』(1912年)で、ミュージカル版「マイ・フェア・レディ」はその翻案です。
  2. ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(1956年初演)ではヒロイン“イライザ”役を演じた演者が数多くいますが、その源流となる「ピグマリオン」では結末がミュージカル版とは異なる社会批判色の強いものになっています。
  3. 映画版『マイ・フェア・レディ』(1964年)では オードリー・ヘプバーン がイライザ役を演じ、大ヒットを記録しました。
  4. 作品のテーマには「言葉/訛り」「階級」「女性の自立」などがあり、単なるロマンティック・コメディにとどまらない思想性が評価されています。
  5. 「マイ・フェア・レディ」というタイトル自体は、“私のお気に入りのお嬢さん”という意味合いも含まれ、時代や文化を超えて“変容”と“選択”の物語として再演・翻案され続けています。
タイトルとURLをコピーしました