先日報じられた「ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか?」という記事によれば、今オフの“ポスティング移籍市場”で、25歳の強打者である村上が、米メジャーの超強豪チームドジャースから強い関心を持たれている可能性が浮上している。
理由のひとつには、今年ワールドシリーズ制覇を果たし、3連覇を狙うドジャースで、すでに複数の日本人選手が所属している点だ。さらに、同チームでプレーする大谷翔平が「これからもっと日本人選手が増えるかもしれない」と発言したことが、球団の“日本人戦力強化”への姿勢を示すサインと捉えられている。
だが、こうした“注目ムード”とは裏腹に、現地メディアは冷静な分析を示す。たとえば、ドジャースは現在、外野手とリリーフ投手の補強を優先しており、村上のような強打者を高額契約で獲得する必然性は低いとの見方がある。
また、ドジャースにはすでに一塁手や三塁手など固定されたポジションが存在し、村上を使う場面が限られるため、たとえ契約が成立しても“宝の持ち腐れ”になる可能性も示唆されている。
現状では、ドジャースが村上の獲得を本格的に動くかは「イエス」とは言い切れない。ただ――大谷の言葉と複数日本人所属という“ド軍の傾向”が、本当に「日本人枠拡大」の始まりを示すなら、メジャーに新たな日本人スラッガーの風が吹くかもしれない。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- 「大谷+山本+村上は夢の銀河系打線すぎる」
- 「MLBの日本化がさらに進みそうでワクワクする」
- 「村上はドジャースより別球団で主役になってほしい」
- 「ポスティング額がとんでもない数字になりそう」
- 「大谷の発言、完全に匂わせだと思う」
村上宗隆の豆知識 5選(約450字)
- 史上最年少で三冠王を獲得し、日本プロ野球の歴史を書き換えた打者として知られる。
- 2022年には日本人最多となるシーズン56本塁打を放ち、世界的にも注目を浴びた。
- 左の長距離砲でありながら広角に打ち分ける技術を持ち、MLB適性は極めて高いと評価されている。
- メンタル面の成長も著しく、スランプ時の自己分析能力や修正力に定評がある。
- 海外志向が強く、以前から「世界一の打者になる」という目標を公言している。


