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本田真凜、叫び声と涙の先に見つけた初めての“演技”の歓び──リンクからスクリーンへ

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クランクイン!さんのインタビュー記事『本田真凜が『カラダ探し』最新作で本格的に演技に挑戦! 「エンドロールで自分の名前が流れてきた時は涙を堪えるのに必死でした」』が興味深かったので、備忘録がわりに以下にまとめておきます。


フィギュアスケーターとして培った美しい表現力で知られる本田真凜さんが、ついに本格的に女優として新たな一歩を踏み出しました。最新映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(2025年9月5日公開)では、クラスの中心にいる美人高校生・木下有紗役に挑戦。エンドロールで自分の名前が流れた瞬間、「涙を堪えるのに必死」だったと振り返り、その瞬間の想いの深さをうかがわせます。

本田さんにとって、映像演技はアイスショーでの演技とは異なる体験だったようです。アイスショーでは「自分をベースに役を取り入れ、観客に伝える」感覚だったのに対し、映像のお芝居では「役に入り込んで感じる」ことを大切にしたと述懐。その感覚の違いに新たな表現の扉を見つけたようです。

さらに、叫び声を全力で出すのも初体験。「自分ってめちゃくちゃ高い“キャー!”が出るタイプなんだな」と驚き、共演の鈴木福くんにのどマッサージを教えてもらったエピソードも微笑ましい逸話です。セリフ覚えには幼少期の“暗記力トレーニング”が活きたようで、台本には感情や状況を書き込み、「時間がループする」複雑な演出にも丁寧に向き合ったと語ります。

公開前の試写を2回鑑賞した本田さんは、初回は「心臓の音が聞こえるほどドキドキ」、2回目は落ち着いて他のキャストとの共演シーンもじっくり味わったとのこと。そしてスクリーンに映る自身の演技と名前を目にした瞬間、溢れる感情を抑えるのがたいへんだったことを率直に明かしました。撮影は約1か月にわたる濃密な期間。「5人で本読みをした緊張がまるで何年も前のよう」と振り返りながら、充実した時間だったと笑顔。初めての経験も多かったが、そのすべてが糧になったようです。

本田真凜さんは、本作で“リンクの女神”から“シネマの新人”へ――新たな世界へ踏み出した背景には、自身の表現可能性を広げる覚悟と喜びがありました。叫び、演じ、涙をこらえたその先に、次なる“演技の翼”が見えたようです。


本田真凜(ほんだ まりん)さんについて

本田真凜さんは、2001年8月21日生まれ、京都府出身。2歳でスケートを始め、2016年には世界ジュニア選手権で優勝するなど、国内外で輝かしい成績を収めてきました。

2024年1月、競技者としての現役引退を表明し、プロスケーターに転向。引退後もフジテレビ系のフィギュア中継でフィールドキャスターを務めるなど、多方面で活躍の場を広げています。

2025年8月には1st写真集『MARIN』を講談社から発売し、アイスショー出演やメディア出演を重ね、映像分野への挑戦も開始しました。

女優としては、2024年に吹き替え声優として『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』メロディ役を担当し、今回『カラダ探し THE LAST NIGHT』で女優デビューを果たしました。

スケーターとして培った表現力と存在感を、新たにスクリーンでも活かそうとする本田さんのこれからの成長が非常に楽しみです。

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