歌手の宇多田ヒカルが、ある女性誌系サイトが「クマに襲われた」などと報じた自身の記事に対し、SNSで「私でも騙されそうになったわ」「功名手口」と苦言を呈しました。報道記事は過去の発言を都合よく切り貼りし、「クマ被害」「下山中クマ遭遇」など衝撃的な見出しを付けており、宇多田は「実際にはそんなこと言っていない」「読めばすぐバレるけど、タイトルだけで人を惹きつけようって魂胆」など、誤報・煽りの構図を指摘しました。
またこの投稿に対し、ネット上では「タイトル詐欺だ」「信頼できるメディアを選びたい」など、メディアリテラシーを問う声が多数寄せられています。
ネット上の声5選
- 「タイトルだけ読んで内容見ない人多そう。編集の罪深さを感じる」
- 「さすが宇多田ヒカル、自分の発信で誤報に反論できる立場だからこそ言えること」
- 「“クマに襲われた”って見出しでクリック誘導する時代、怖い」
- 「記事を鵜呑みにせず、元の発言まで追う人が増えてほしい」
- 「芸能人の発言を捻じ曲げるのはやめてほしい。被害者側でもあるんじゃないかな」
クマ問題の豆知識5選
- 日本には主に2種類のクマが生息する。ツキノワグマ(本州〜四国)とヒグマ(北海道)です。
- クマの出没・人里侵入が増えている背景には「山の餌が不足」「耕作放棄地の増加」「過疎化・高齢化による人手不足」など複数の要因があるとされています。
- クマの生息域拡大も確認されており、1990年代以降、分布域が全国的に広がっているというデータがあります。
- クマによる被害の増加傾向も顕著で、特に2024〜2025年には人身被害や目撃情報が過去最多を更新しているという報告があります。
- クマと人間が「共存」していくためには、単なる駆除だけでなく、地域の森林管理・餌資源の確保・生活圏と自然界の境界意識なども重要になっています。


