メジャーリーグの ダルビッシュ有(39=サンディエゴ・パドレス)が、右肘の内側側副靱帯(UCL)修復手術を受けたことを球団が発表しました。手術は10月29日(米国時間)に行われ、屈筋腱の修復およびインターナルブレースによる補強が実施されたということです。
今回の手術により、復帰までのリハビリ期間は一般的に12〜15か月とされており、2026年シーズンを全休する見通しです。ダルビッシュ自身もSNSで「2026年シーズンは試合で投げることが出来ません。また気持ちよくボールが投げられるようにリハビリ頑張ります」とコメントしています。
2025年シーズンは、右肘の炎症で3〜4月から離脱。7月初旬にメジャー今季初登板を果たしたものの、15試合先発で5勝5敗、防御率5.38という厳しい成績に終わりました。
球団にとっては先発ローテーションの柱を失う打撃となり、補強や若手起用の急務が浮上しています。ダルビッシュにとっては、2015年のトミー・ジョン手術に続く大きな手術。復帰を果たせば2027年、40歳超でのマウンド復帰となる可能性もあり、不確定要素が多い状況です。
ネット上の声5選
- 「やっぱりダルは怪我が長かった…2026年全休は痛すぎる」
- 「39歳でこの手術か。復帰できたら奇跡的だな」
- 「パドレスの先発どうなる?ダル抜きでどう戦うんだ」
- 「右肘炎症からずっと調子悪かったから、手術は仕方ないけど」
- 「来季復帰するなら2027年か。もう“若手”とは呼べないね」
ダルビッシュ有の豆知識 5選
- 1995年に日本ハムのトレーニングキャンプで13歳で投球練習を披露し話題に。
- 日本人初のMLB及び日米通算200勝(2024年達成)のピッチャー。
- 球種が非常に多彩で、4シーム、2シーム、スライダー、カッター、カーブ、スプリッターなど10種類以上を操ることもある。
- 2015年に受けたトミー・ジョン手術により、レンジャーズ在籍時の2015シーズンを全休。復帰後も度重なる故障を抱えてきた。
- 米国での契約以外にも、チャリティ活動として「ユ・ダルビッシュ・ウォーター・ファンド」を通じ開発途上国の安全な水供給支援を行っている。
今季のダルビッシュ有の成績(2025年)
- 試合数:15(先発15)
- 勝敗:5勝5敗
- 防御率(ERA):5.38
- 投球回:72.0回
- 奪三振:68個
- WHIP(与歩+被安打/回数):1.18


