MLB公式サイトは2026年5月6日、最新の先発投手パワーランキングを発表し、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が1位に選出されました。前回首位だったタリク・スクーバル選手の離脱もありましたが、大谷選手自身の圧倒的な投球内容が評価の決め手となりました。
MLB公式のアンドリュー・サイモン記者は「マウンド上の彼はかつてないほど最高だ」と絶賛しています。今季6試合の先発で防御率0.97という驚異的な数字を記録。対戦打者の打率を.160に封じ込めるなど、4月の月間最優秀投手賞にふさわしい支配的なパフォーマンスを維持しています。
サイ・ヤング賞受賞への期待が高まる一方、課題は規定投球回への到達です。中6日の登板間隔でいかにイニング数を稼げるかが焦点となります。同ランキングではシカゴ・カブスの今永昇太選手も8位にランクインしており、日本人投手のハイレベルな競演が注目されています。
大谷選手の登板試合でチームが2勝4敗と負け越している点は気がかりですが、本塁打王が投手最高の栄誉を手にするという夢の実現に向け、全米が熱狂しています。二刀流の怪物がマウンドで見せる進化は、もはや既存の常識を遥かに凌駕する領域に達しています。
ネット上の声5選
- 防御率0.97という数字が非現実的すぎる。打撃を抑えて投球に専念した時の底知れなさを感じる。
- リハビリ明けでここまで投げられるとは。サイ・ヤング賞を獲ったら本当に歴史が終わってしまう。
- スクーバルの離脱は残念だが、大谷と今永が同時にトップ10に入る時代が来るとは胸が熱い。
- 投球は完璧なのにチームが負け越しているのが唯一の不満。もっと打線の援護が必要だ。
- Andrew Simon記者の「かつてないほど最高」という言葉に同意。今のスイーパーは誰にも打てない。
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
サイ・ヤング賞 豆知識 5選
- 賞の由来と設立:サイ・ヤング賞は、通算511勝という不滅の記録を持つ伝説的投手サイ・ヤング氏の死後、その功績を称えて1956年に設立されました。当初はメジャーリーグ全体で1名のみの選出でしたが、1967年からはアメリカン・リーグとナショナル・リーグから各1名ずつ選ばれる現行の形式になりました。
- 選考の仕組み:全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者の投票で決まります。各都市から選ばれた記者が1位から5位までを連記して投票し、ポイントの合計で選出されます。かつては勝利数が重視されましたが、現在は防御率や奪三振、高度な分析指標であるWARなどが重視される傾向にあります。
- 最多受賞記録:歴代最多受賞者はロジャー・クレメンス選手の7回です。それに次ぐのがランディ・ジョンソン選手の5回で、彼は1999年から2002年にかけて4年連続受賞という驚異的な記録も保持しています。
- 日本人選手の歴史:いまだに日本人選手の受賞者は出ていません。過去には2020年のダルビッシュ有選手や前田健太選手が2位に食い込んだほか、大谷選手も2022年に4位に入っています。大谷選手が今年受賞すれば、アジア人初の歴史的快挙となります。
- 満票受賞の難しさ:記者全員が1位票を入れる「満票」での受賞は非常に稀で、長い歴史の中でも数えるほどしかありません。投手として圧倒的な数字を残すだけでなく、シーズンを通して欠点のない支配力を見せつける必要があります。


