タモリ、自身の出演番組を見ない理由を明かす

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『第39回ATP賞テレビグランプリ』受賞式にタモリさんが出席し、約40年にわたり司会を務めた番組『タモリ倶楽部』の制作チームに特別賞が贈られ、代表として受賞のスピーチを行ったそうです。

そのスピーチの中で自身が出演する番組を見ない理由を明かしたそうです。

ATP賞 特別賞に「タモリ倶楽部」 タモリ「40年でようやくもらえた」(2023年7月6日)

受賞のスピーチで40年前の番組開始時に掛けられた言葉として・・・

40年前にこの番組が始まりまして、その時にうちの社長に呼ばれて言われた言葉が、“今度やる番組は、いまの番組は全て密度を濃くして編集に編集を重ねて番組を作り出そうとしてるけれど、全く逆のスカスカの番組をやれ”と言われたんです

続けて・・・

密度が濃いの反対をやればいいんだ、間延びしてもいい。爆笑をとれなくてもいい。間違ってもいいのかと勝手に考えて、ずっとやってきて40年がたってしまいました。いまだにスカスカという意味が分からないですけど、いまで言う“ゆるい”ですとか、“脱力”とかいうのに近いのかなと思ってます。40年たってようやく、ATPから賞をもらえました。というのは、“やってる間は絶対に賞をやらせないぞ”というATPの根性と言いますか、そういうものに私は敬意を表します

番組を40年続ける秘けつについて・・・

反省しないことですね

自身の出ている番組は見るのか?”と聞かれると・・・

僕はあまり見ませんでした。テレビに出る自分が好きじゃなくて、なんかヌメッとして気持ち悪いんです

タモリ 画像21枚

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