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翔平、再び世界へ――WBC出場に意欲、“二刀流”の夢は続く

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2025年4月、大リーグ・ドジャースに所属する大谷翔平選手が、次回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)への出場について言及し、「もし選んでいただけるなら光栄」と語った。2023年大会で日本代表を世界一に導いた立役者として、再び国際舞台に立つ意思を明かしたことに、多くのファンや関係者から注目が集まっている。

発言があったのは、ロサンゼルスで行われた試合前のインタビュー中。大谷は、「代表としてプレーすることは特別な意味がある」とし、前回大会を「人生の中でも本当に大きな経験」と振り返った。彼はWBCという舞台を「最高峰の真剣勝負」と位置づけ、国を背負って戦う重みを再び感じたいと語った。

一方で、大谷が所属するドジャースもこれを「容認する方向」であることが報道されている。球団関係者は「選手としての意志を尊重したい」と話しており、今後の本人のコンディション次第では、正式に日本代表として招集される可能性が高い。

このような前向きなムードの中、同じくMLBで活躍する**アーロン・ジャッジ(ヤンキース)**などもアメリカ代表としての出場をすでに表明しており、2026年大会は「前回以上に豪華な顔ぶれ」が期待されている。

2023年の大会で大谷は、打者・投手の**“二刀流”**で出場し、決勝戦ではチームメイトでありライバルでもあるトラウトを三振に打ち取って世界一を決めた。そのシーンは今も世界中の野球ファンの記憶に刻まれている。

大谷のWBC再挑戦は、ただの話題ではない。世界最高峰の野球を体現し続ける男が、自身の限界に再び挑もうとしている。それは、彼のキャリアにおいても、日本野球にとっても、大きな意味を持つだろう。

2026年の舞台で再び「SAMURAI JAPAN」のユニフォームを着た大谷翔平の姿が見られる日が、今から待ち遠しい。

■ WBCとは?

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック / World Baseball Classic)は、世界のトッププロ野球選手たちが国や地域の代表として出場する野球の国際大会です。2006年に第1回が開催され、原則4年に1度行われています。

主催はMLB(メジャーリーグベースボール)とNPB(日本野球機構)MLB選手会など。オリンピックとは違い、メジャーリーグの現役選手も多く参加できる唯一の大会として非常に注目されており、「野球版のワールドカップ」とも呼ばれています。

日本はこれまでに**3度の優勝(2006年・2009年・2023年)**を果たしており、世界でもトップクラスの実力を誇ります。

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