週プレNEWSさんの対談記事「ゆでたまご嶋田隆司×甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)「”最強の相棒”がいるからできること」」がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!
ゆでたまごの原作担当・嶋田隆司とザ・クロマニヨンズのボーカルである甲本ヒロトが、“最強の相棒”の存在を語った対談が、2025年7月28日発売の『週刊プレイボーイ』32号に掲載されるのを前に、約6年ぶりにWeb配信された記事で振り返られた。対談は2019年に収録されたものながら、いまもなお両者の意思と絆の深さが響く内容だ。
嶋田は、甲本との出会いがゆでたまごが『蹴撃手マモル』を描き始めた頃、29歳ごろだと回想。よき相棒である甲本との交友は、漫画家としての創作意欲と挑戦心を支えてきたことを振り返る。一緒に遊び、酒を酌み交わし、互いの夢や興味を共有する時間が、お互いにとって刺激になっているという。

甲本もまた、嶋田と共に過ごした時間から得たものを語り、友情の力が創作活動を支えていると強調。漫画と音楽、異なるジャンルながらも、互いの分野に敬意と影響を抱き合う関係性が、両者の活動にとってかけがえのない存在だと認め合っている。
さらに甲本は、自身の音楽活動でも相棒と呼べる存在—バンドメンバーやエンジニア—の支援がなければ現在のクロマニヨンズも成り立たなかったと語り、創造を形にするには、一人ではなく“仲間”が必要だという信念を表現している。
対談全体を通じて伝わるのは、「相棒がいるからここまでできた」という揺るがぬ信頼と連帯感。漫画家とロックミュージシャンという異なる世界に生きながらも、お互いへの尊敬と友情が二人の活動を支えていることが、胸を打つほどに伝わってくる。
嶋田隆司(しまだ・たかし/ゆでたまご)
- 1960年生まれ、大阪府出身。ゆでたまご(原作)として1980年代から『キン肉マン』を執筆。赤塚賞準入選をきっかけに週刊少年ジャンプで連載を開始し、2025年には連載500回を迎えた長寿作品の原作者。
- 甲本ヒロトとの親交は約30年にわたり、原作と音楽を超えた友情と創作の連携を築いている。漫画制作の苦楽を共にしながら、互いに励まし合う“相棒”関係を強調している。
甲本ヒロト(こうもと・ひろと)
- 1963年生まれ、岡山県出身。ザ・ブルーハーツ、ザ・ハイロウズを経て、ザ・クロマニヨンズを結成。現在も精力的に活動する日本ロック界の生き字引的存在 。
- 音楽においても「最強の相棒」と語る仲間との共作が不可欠とし、ドラマーやエンジニアとの絆、小さなフレーズから生まれる創作の瞬間に価値を見出す感性が特徴。






