2025年4月25日(日本時間26日)、MLBシカゴ・カブスの鈴木誠也選手が、フィラデルフィア・フィリーズ戦で「3番・指名打者」としてスタメンに復帰し、5打数2安打、2本の二塁打を放つ活躍を見せました。この試合でのマルチ長打は、4月2日のアスレチックス戦以来、今季2度目となります。鈴木選手は22日のドジャース戦で右手首に違和感を覚え、23日の試合を欠場していましたが、1試合の欠場を経て戦列に戻りました。
試合はカブスが4-0で勝利し、3連勝を達成。鈴木選手の活躍がチームの勝利に大きく貢献しました。
鈴木誠也選手について
鈴木誠也(すずき せいや)選手は、1994年8月18日生まれ、東京都荒川区出身のプロ野球選手で、現在MLBのシカゴ・カブスに所属する外野手です。右投右打で、身長183cm、体重83kg。二松学舎大学付属高校から、2012年のドラフト2位で広島東洋カープに入団しました。
広島時代には、2016年に打率.335を記録し、リーグ2位となるなど頭角を現し、2019年には打率.335、出塁率.453で首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得しました。2021年オフにポスティングシステムを利用してMLBに挑戦し、シカゴ・カブスと契約。2023年には日本人右打者として初の20本塁打を達成し、2024年にはメジャー初の満塁本塁打を放つなど、3年連続で2桁本塁打を記録しています。
国際大会では、2017年のWBC、2019年のプレミア12、2021年の東京オリンピックに日本代表として出場し、オリンピックでは金メダルを獲得しました。私生活では、元新体操選手でスポーツキャスターの畠山愛理さんと結婚しています。
鈴木選手は、その打撃力と俊足を活かし、カブスの中心選手として活躍を続けています。