CREAさんによる菜々緒さんのインタビュー記事「“共感覚”によって数字を色で感じてしまう…菜々緒が「寄り添いたい」という特殊能力をもつ役と自身の共通点」と「「“筋肉は裏切らない”は本当だった!」菜々緒が30代に入って気がついた心と体の変化」がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!
数字を“色で感じ取る”特殊感覚、菜々緒が“寄り添う”演技力
映画『キャンドルスティック』で、菜々緒さんはFXの世界で株価と向き合うヒロイン・杏子を演じます。その役柄のキモとなるのが、数字を「共感覚」で色として感じ取る、いわば感情と数字が一体となった特殊能力。この役を通して、菜々緒さんは「人に寄り添う」ことの難しさと向き合っていました。
普段あまり語らない内面の孤独や不安を明かす杏子の心理は、10年来の友人で共感覚を持つ方への聞き取りを通して深めたとのこと。セリフの抑揚だけでなく、表情や雰囲気にも神経を行き届かせ、「言葉にできない内面」に徐々に光を当てました。
また、共演の阿部寛さんとの関係については「言葉にしなくとも自然と同じ方向を向ける」と語り、現場での信頼感が演技に直結している様子が伝わります。AIやFX用語など知識的に難しい面もありましたが、監督らとの密な相談を重ねながらキャラクターに寄り添ったそうです。



“筋肉は裏切らない”で実感した、30代の心身の変化
30代に入り、「仕事の気持ちに体が追いつかない」と感じ始めた菜々緒さん。これまでの「体力と気力が尽きない限り働き続けたい」という姿勢から変化し、自分自身と向き合う時間を意識的に確保するようになったと語ります。心と体のバランスを意識する中で、「完璧主義で自分に厳しすぎた」と気づき、失敗を許す前向きさを徐々に手にしています。
そして、体調管理の一環として始めた筋トレが半年で習慣化。「筋肉は裏切らない」という言葉がまさに現実となり、疲れているときほどトレーニングで体が軽くなると実感。また、筋トレを通じた新陳代謝の向上により、肌調子や基礎体温、表情の豊かさにも良い影響が現れ始めたといいます。特に、俳優にとっての表情筋は重要で、筋トレへの取り組みが演技にも好影響を与えていると感じているとのことです。
さらに、気分転換として海辺を旅することで心身をリセット。自然に触れることで「この星に生まれてよかった」と感性を再確認し、不便な環境でも自分を俯瞰できるようになったと語り、旅が“内面の磨き直し”になっていることを語っています。



菜々緒さんのプロフィール

内容 | 詳細 |
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本名 | 荒井 菜々緒(あらい ななお) |
生年月日/出身 | 1988年10月28日・埼玉県大宮市(現さいたま市) |
身長・体型 | 172 cm、O型。9頭身のモデル体型で知られる |
デビュー | 2009年にファッションモデルとしてスタートし、 雑誌『PINKY』『non‑no』専属を経て、 「Miss TGC」を受賞後、俳優へ転身 |
主な出演作品 | ドラマ『最後から二番目の恋』(2013) 『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023劇場版含む) 『怪物の木こり』(2023) ドラマ『忍者に結婚は難しい』(2023) 『無能の鷹』(2024)など |
最近の活動 | 劇場版『TOKYO MER~南海ミッション~』(2025年8月公開予定) 映画『キャンドルスティック』(2025年7月4日公開) |