──2025年11月末、名将落合博満氏が、自身のYouTubeチャンネルでこう断言した。「大谷翔平は、これから毎年MVPを獲る」と。過去3年連続(※計4度目)のMVPを満票で獲得した現状を見据えたうえで、落合氏は今後も“MVP常連”になる可能性が高いと語っている。
落合氏がそう断言する背景には、「投打両面で結果を残す“二刀流”の価値」がある。実際、大谷は打者としては圧倒的な成績を残しつつ、投手としても一定のイニングを投げ、防御率など投手指標でも評価を得てきた。落合氏は「この先も二刀流を続けるなら、MVPを獲り続ける」と太鼓判を押す。しかも「残るのはあとはサイ・ヤング賞だけだ」とまで語っており、投手としての更なる高みへの期待も示した。
この発言は、日本と米国での野球評価の違いに対する鋭い視点から来ているようだ。日米で異なる“二刀流”や総合的な選手価値の捉え方を踏まえ、「米国ではこういう選手をMVPに選ぶ土壌がある」との見解だ。今後も大谷の成績と活躍が、野球界に新たなスタンダードを示すかもしれない。
ネット上でも、多くのファン・ファンサイトがこの見通しに反応している。ネットのコメントでは、
「大谷なら毎年MVP当然」「打つだけじゃなく投げられるのが本当にすごい」「二刀流でここまで安定してる選手は初めて」「サイ・ヤングも持ってくる予感」「何年先でも楽しみ」といった声が寄せられています。
加えて、MVPについての“豆知識”も押さえておきたい。
MVPの豆知識5選
- MLBでは、野手だけでなく投手も含めた総合的な評価で選ばれることがある。
- “二刀流”のように打撃と投球の両方で活躍する選手は、MVPの有力候補になりやすい。
- 満票でのMVP獲得は非常に稀 — 大谷は近年で複数回達成しており、その希少性を物語る。
- 野手がMVPを獲った年には、打撃成績だけでなく出塁率、長打率、守備成績など総合的なデータが評価される。
- 投手がMVPを狙う場合、防御率や勝利数、奪三振、イニング数など投手指標の他に、打撃や守備などトータルでの貢献度も評価対象になることがある。


