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広瀬すず×二階堂ふみ×吉田羊が織りなす「記憶」という謎——『遠い山なみの光』本ビジュアル&予告解禁

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ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの長編デビュー作を、石川慶監督×広瀬すず×二階堂ふみ×吉田羊の豪華共演で映画化した『遠い山なみの光』のメインビジュアルと本予告が解禁されました。長崎の壮大な山並みを背景に、1950年代長崎の悦子(広瀬)、その友人・佐知子(二階堂)、そして現代イギリスで過ごす悦子(吉田)が幻想的な光に包まれた姿で描かれ、ひと夏の記憶に秘められた“切なすぎる真実”が胸を締めつけます。

予告編は「人間は時に他人を欺くためではなく、自分を騙し、困難な真実から目を背けるために嘘をつく」という原作の一節で幕を開け、広瀬演じる悦子が娘・ニキ(カミラ・アイコ)に長崎の過去を語る場面からスタート。戦後間もない長崎での思い出を回想しながら、「素敵な思い出よ」と語りかけた悦子に対し、娘が放った「嘘」という一言が鋭く響き、映像は突如シフト。自由奔放でミステリアスな佐知子との関係や、夫・二郎(松下洸平)との家族模様が交錯し、“母親らしく振る舞う”という価値観を問う葛藤や、隠された真実への予兆が強く印象づけられます。

gaga.ne.jp

メインビジュアルが放つ3人の表情からは、記憶と真実のはざまに揺れる母娘の関係が予感され、予告編の断片だけでも、その深い人間ドラマに心を捕まれます。公開まであと少し、真実と希望の光が交錯する物語に、大きな期待が高まります。

『遠い山なみの光』特報解禁【9月5日(金)全国ロードショー】第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品作品
映画『遠い山なみの光』本予告映像【9月5日(金)全国ロードショー】

『遠い山なみの光』とは?

  • 原作・脚本・監督:原作は、1982年出版のカズオ・イシグロ長編デビュー作(王立文学協会賞受賞)。映画化に際し、イシグロ自身がエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。
  • 物語:日本人の母とイギリス人の父を持つニキ(カミラ・アイコ)が、長崎で戦後を生き抜いた母・悦子(広瀬/吉田)の過去をひもとこうとする。語られるひと夏の記憶には、愛と苦悩、そして「嘘」が交差しています。
  • キャスト
    • 長崎時代の悦子:広瀬すず
    • 佐知子:二階堂ふみ
    • イギリス時代の悦子:吉田羊
    • ニキ:カミラ・アイコ
    • その他:松下洸平、三浦友和、柴田理恵、渡辺大知、鈴木碧桜ら。
  • 公開日:2025年9月5日、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。

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