2025年8月5日、中日戦@バンテリンドームにて、阪神・石井大智(28歳)が劇的なピンチで救援登板し、チームに4セーブ目をもたらしました。9回、先発ドリスが招いた2死一・二塁の緊迫した場面で石井が登板。代打・板山を135キロのシンカーで遊ゴロに仕留め、危機を切り抜けました。 この登板で、石井の「試合連続無失点」はセ・リーグ歴代3位の35試合へと更新され、記録はさらに伸びています。
この日までに石井は既に34試合連続無失点とし、NPB全体でも歴代4位タイの記録に到達していました。また、セ・リーグ記録ではあと2試合で第2位、あと3試合で伝説的な藤川球児氏(阪神)が保持する38試合に並ぶペースです。今後の登板次第では、リーグ記録更新の現実味も出てきています。
石井は安定した制球と場面判断の速さが持ち味。重要局面での冷静な投球により、「大智劇場」とも称される頼りになる抑えとしてチームを支えています。今回の登板でもその真骨頂を見せ、試合も阪神勝利で締めくくりました。


