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吉田正尚、復帰遠のく…肩の痛みと128億円契約の重圧

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ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手は、右肩の負傷により今季開幕から負傷者リスト(IL)入りが続いています。痛み止めの注射も効果が薄く、復帰の目処が立たない状況が続いているそうです。

米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のジェン・マカフリー記者は、吉田が「期待していた回復には至っていない」と語ったことを報じました。また、吉田は「打撃には問題を感じていないが、約36メートルの距離を投げるとまだ痛みを感じる」と述べ、今後3日間は投球を控える予定です。

2023年にレッドソックスと5年総額9000万ドル(約128億円)の大型契約を結んだ吉田は、1年目の2023年には87試合で左翼を守りましたが、2024年は指名打者として101試合に出場し、左翼の守備には1試合しか就いていません。打撃成績も打率.280、10本塁打、56打点と前年よりも低下しています。

現在、左翼はジャレン・デュラン外野手が守っており、吉田の復帰後のポジション確保も難しい状況です。大型契約を結んだ吉田にとって、肩の状態とチーム内の競争が重くのしかかっています。


吉田正尚(よしだ まさたか)プロフィール:

  • 生年月日: 1993年7月15日
  • 出身地: 福井県福井市
  • 身長/体重: 173cm/85kg
  • ポジション: 外野手
  • 投打: 右投げ左打ち
  • 経歴: 敦賀気比高校 → 青山学院大学 → オリックス・バファローズ(2016〜2022) → ボストン・レッドソックス(2023〜)

吉田は、オリックス・バファローズでの活躍を経て、2023年にボストン・レッドソックスと5年総額9000万ドル(約128億円)の契約を結び、メジャーリーグに挑戦しました。日本代表「侍ジャパン」としても活躍し、2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では中心選手として優勝に貢献しました。

メジャー1年目の2023年は、打率.289、15本塁打、72打点の成績を残しました。しかし、2024年は肩の故障により守備機会が激減し、打撃成績も低下しています。現在は右肩の回復を目指してリハビリに取り組んでおり、復帰が待たれています。

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