リアルサウンド映画部さんのインタビュー記事『吉川愛、実写映画吹き替え初挑戦で得た新たな経験 「試行錯誤する時間も楽しかった」』がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!
女優・吉川愛さんが、実写映画吹き替えに初挑戦した貴重な経験が、インタビューで明かされました。今回担当したのは、夏真っ只中の大作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。吉川さんが声をあてたのは、主人公・ゾーラと行動を共にする、勇敢な一家の長女テレサ・デルガド役。実写吹き替えは吉川さんにとって初めての挑戦であり、その過程で多くの新しい発見と喜びを得たとのことです。
彼女が語る最大の難しさは、“声だけで感情を伝える”点。普段の演技では表情や身体の動きも使える一方、吹き替えでは“声だけ”でリアルな感情を届けなければなりません。そのため抑揚やトーンの調整に細心の注意を払い、「声にすべてを乗せなければいけない」プレッシャーと向き合ったと語っています。

また、原語版で演じたルナ・ブレイズさんの演技を参考にしながら、自分の声として自然に馴染ませる工夫を施したことも語られました。“勝手に演じてしまうとキャラクターの印象が変わってしまう”という懸念から、声のトーンや話し方をしっかりと聞き取り、それに合わせて声を重ねる形で収録を進めたそうです。
テレサについては「とても勇敢で行動力がある」と感じた一方で、吉川さん自身は「恐竜が目の前に現れたらまず怖がってしまうはず」と共感も。「この子はすごいな……」という思いで演じたとのこと。また、小さな恐竜・アクイロプスに対しては「おいで~」と言ってしまいそうな母性的な気持ちもあり、「似ているところもあるかもしれません」と笑顔を見せました。
そんな彼女にとって、実写吹き替えというジャンルは“とても新鮮”だったとのこと。「どう表現しようかな」と自問自答しながら試行錯誤する時間が楽しく、そのプロセスそのものに喜びを感じたと語っています。今回の経験を糧に「もっと成長していきたい」という前向きな意欲も伺えました。

吉川愛(よしかわ あい)さんについて
- 幼少期から活躍する子役出身
吉川愛さんは3歳で芸能界入りし、5歳で“コカ・コーラ 爽健美茶”のCMでデビュー。子役として数多くの作品に出演しました。 - いったん引退し再デビュー
2016年4月、学業に専念するため芸能活動を停止。その後、研音のスカウトを受け、2017年4月に芸名を「吉川愛」に改め再デビューし、日曜ドラマ『愛してたって、秘密はある。』で復帰しました。 - ドラマ・映画での活躍
『初めて恋をした日に読む話』や『恋はつづくよどこまでも』など、話題作で恋のライバル役や印象的な役を演じ存在感を発揮。
演技だけでなく声優としても活躍し、2021年3月にはディズニー・アニメ映画『ラーヤと龍の王国』で主役ラーヤの声を担当するなど、多彩な経験を重ねています。 - 受賞歴
同年公開の映画『ハニーレモンソーダ』でヒロインに抜擢され、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、実力派の若手として認められました。 - 人物像
憧れる女優として二階堂ふみさん、天海祐希さんを挙げる一方、プライベートではTWICEのファンであることも公表し、オタ活の様子をSNSで楽しそうに発信されています。
吉川愛さんの初挑戦となった実写映画吹き替えは、声だけで登場人物の感情を伝える難しさと、それを乗り越えて創り上げる喜びに満ちた経験でした。彼女が次なるステップへ進む姿がこれからも楽しみです。


