リアルサウンド映画部さんのインタビュー記事「草彅剛「縁も作品も全部がつながっている」 『いいひと。』から『終幕のロンド』に至るまで」がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!
俳優・草彅剛が、1997年に放送されたテレビドラマ『いいひと。』から最新作『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』まで、自らのキャリアを貫く“縁”と“作品”の繋がりについて語った。
まず、最新作『終幕のロンド』では、妻を亡くし幼い息子を育てるシングルファーザー・鳥飼樹として、遺品整理人という職業を通じ「生と死」「残された人の想い」に静かに向き合う役どころを演じている。草彅はこの作品について、「これまで経験してきた戦争ものや激しいドラマとは対照的で、“初めての感覚”」と語り、俳優としての新たなフェーズに取り組んでいるという。

さらに、彼は自身の17年にわたるキャリアを振り返る中で、このように語っている。「縁も作品も全部がつながっている」――つまり、出会ったキャスト・スタッフ、演じた役柄、作品で描いたテーマが、何らかのかたちで今の自分に積み重なっているという確信だ。 そして、『いいひと。』で芽吹いた“人との繋がり”や“人生の機微を描く”というテーマが、今作『終幕のロンド』の「人の想い」「遺されたもの」へと受け継がれていると自覚している。
ドラマのテーマ自体も「孤独死」「遺品整理」「生前整理」など、これまで映像作品であまり深掘りされてこなかったテーマを丁寧に扱っており、草彅は「命をかけて作った作品を残せるのは幸せ」とも語っている。 観る側にも、「泣ける」「考えさせられる」といった感想が多く寄せられ、作品としても注目を集めている。

総じて、草彅剛は“作品=出会い”という視点から、キャリアを意識的に振り返りながら、今作で新境地を開こうとしている。彼の言葉通り、縁も作品も時間をかけて繋がっていることが、俳優としての深みを増しているように思える。
SNS上の声 5選
- 「#終幕のロンド がXトレンド入り。草彅さんの表情が自然で“唯一無二”」
- 「涙なしには見られない。優しくて切なくて、草彅さんの演技に引き込まれます」
- 「色んなことを考えさせられる奥深いドラマ。じっくり丁寧に作られている」
- 「ハートフルな良質ドラマだと思っていたのに…草彅剛と中村ゆりの“チープな不倫フラグ”に冷めた」 (賛否混在)
- 「いろんな要素があり、意外性もあってとても面白く惹き込まれた」
草彅剛の豆知識 5選
- “縁”を大切にする俳優観
「縁も作品も全部がつながっている」という言葉を自身のキャリア観として持っており、過去の作品・出会いを意識的に振り返っている。 - デニム愛&コレクション
インタビューで「世界的価値のヴィンテージデニムを所有していて、継承を考えている」という発言あり。作品の“残すもの”というテーマとリンク。 - “生と死”を描く役柄に関心
本作の遺品整理人役を演じるにあたり、「“死後に残すもの”“大切な想い”」を俳優として考えたと語っている。 - キャリアの転機:『いいひと。』から
1997年の主演ドラマ『いいひと。』が自身にとってひとつの出発点で、そこから現在の作品に至るまで“繋がり”を感じて演じてきた。 - 戦争ものから“静”の作品へ
これまで“戦争シリーズ”のような激しい役柄を演じてきたが、今作では対照的に“静かな人間ドラマ”を選び、新しい表現への挑戦を語っている。


