11月24日、東京・トヨタアリーナ東京で開催された世界バンタム級王座決定12回戦で、井上拓真(大橋ジム)が同級1位の那須川天心(帝拳ジム)に対し、3-0の大差判定で勝利を収め、王座を手にしました。
試合序盤は那須川がスピードとステップワークを生かしてリード。ところが3R以降、井上は那須川のリズムに慣れると接近戦を仕掛け、右ストレートをヒットさせて盛り返しを図りました。4回終了時点ではジャッジ3者とも38-38のイーブン。
その後、井上が中盤以降攻勢を強め、那須川の無敗記録を止める初黒星をつけました。試合終了後、那須川は「またお願いします。絶対、強くなるんで」と語ったというエピソードも話題に。この勝利で、井上は世界王座を再び奪取し、「1年1カ月ぶり復活の3度目戴冠」と報じられています。戦況が「ここまで変わるとは!」とファンを熱狂させ、「3R以降の立て直し見事でした」「意地に感動した」といった声も飛び交いました。
ネットのコメントでは、
「劣勢からここまで返せるとは男を見た」
「井上拓真のガッツに痺れた」
「那須川天心初黒星…でも美しい敗戦でした」
「序盤のスピード優位からの逆転劇がたまらない」
「3R過ぎてからの井上の表情が覚悟を物語っていた」
といった声が寄せられています。
井上拓真の豆知識5選
- 1995年12月26日生まれ、神奈川県座間市出身。
- 所属は大橋ボクシングジム。スタイルはオーソドックス。
- アマチュア戦績は57戦52勝5敗。
- プロデビューは2013年12月6日。
- 世界王座獲得回数は複数。2025年11月の那須川戦で、WBC世界バンタム級王座を奪取。


