オリックス・バファローズの吉田輝星投手(24歳)は、2025年3月7日に右肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)および鏡視下右肘頭骨棘切除術を受け、現在リハビリに励んでいます。この手術は、靱帯を“2倍補強”する方式で、復帰まで1年以上を要する大手術です。吉田選手は、手術直後から「150キロをバンバン出す」と力強く宣言し、再起への強い意志を示しています。
リハビリは順調に進んでおり、術後1ヶ月で肘と膝の可動域が回復しつつあります。しかし、ギプスを外してから体重が7キロ減少するなど、肉体的な変化も経験しています。それでも吉田選手は、「野球ができれば、なんでもいいっす」と前向きな姿勢を崩さず、日々のトレーニングに取り組んでいます。
吉田選手が目標とするのは、同じくトミー・ジョン手術から復帰し、球速を大幅に向上させた選手たちです。彼らの成功例を励みに、自身もパワーアップした姿でマウンドに戻ることを目指しています。
吉田輝星選手のプロフィール
- 名前:吉田 輝星(よしだ こうせい)
- 生年月日:2001年1月12日(24歳)
- 出身地:秋田県潟上市
- 身長/体重:175cm/83kg
- 投打:右投右打
- ポジション:投手
- 経歴:
- 金足農業高等学校
- 北海道日本ハムファイターズ(2019年〜2023年)
- オリックス・バファローズ(2024年〜)
吉田選手は、2018年のドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団し、2019年にプロ初登板を果たしました。2024年からはオリックス・バファローズに移籍し、リリーフとして50試合に登板、14ホールドを記録するなど、チームのブルペンを支える存在となりました。
現在はリハビリに専念しており、復帰は2026年の春キャンプを目指しています。ファンやチームメイトからの期待を背負い、再びマウンドに立つ日を目指して努力を重ねています。