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佐々木朗希、右肩のインピンジメント症候群で離脱 復帰時期は未定

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ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23歳)が、右肩のインピンジメント症候群と診断され、15日間の負傷者リスト(IL)入りとなりました。この症状は肩関節周辺の筋肉や腱が骨と擦れ合うことで炎症を引き起こすもので、投手にとっては深刻な問題です。復帰までの具体的なタイムラインは現時点で明らかにされていません。

デーブ・ロバーツ監督は、「復帰のタイムラインは全くない」と述べ、「どれくらいの期間になるかは分からないが、ノースローの期間が必要になる」との見通しを示しました。

佐々木投手は、前回の登板となった9日のダイヤモンドバックス戦で5回途中5失点と崩れ、球速も日本時代と比べて大幅にダウンしていました。ロバーツ監督によれば、「ここ数週間、違和感があった。チームの状況を踏まえて、自分のパフォーマンスに支障が出るまで彼は投げ続けようとしてくれていた」とのことです。

佐々木投手は、チーム休養日の12日に検査を受け、右肩の故障が発覚。結果的には、違和感を抱えながら登板を重ねたことで戦列から離れる事態となりました。


デーブ・ロバーツ監督について

デーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は、1972年5月31日、沖縄県那覇市でアフリカ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれました。その後、家族とともにカリフォルニア州サンディエゴに移住し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で野球部に所属。在学中に記録した109盗塁は、現在もUCLA野球部の歴代記録となっています。

1999年にメジャーデビューを果たし、通算243盗塁を記録するなど、俊足の外野手として活躍しました。引退後は指導者の道を歩み、2016年からロサンゼルス・ドジャースの監督に就任。2020年と2024年にはチームをワールドシリーズ制覇に導きました。

ロバーツ監督は、選手との信頼関係を重視し、特に大谷翔平選手や山本由伸投手など日本人選手とのコミュニケーションにも定評があります。また、2024年には那覇市から特別栄誉賞を受賞し、生まれ故郷との絆を深めています。

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