2025年5月15日(日本時間16日)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が本拠地でのアスレチックス戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場し、自身の「ボブルヘッドデー」に今季初の2打席連続本塁打を放つなど、4打数2安打6打点の大活躍を見せました。この試合では、ドジャースの有望株であるキャッチャーのラッシング選手もメジャーデビューを果たし、初安打を含む2安打3出塁で3得点を挙げるなど、チームの19-2の大勝に貢献しました。
大谷選手は3回1死一、二塁の場面で、2番手投手アレクサンダーのチェンジアップを捉え、左中間スタンドへ14号3ランを放ちました。続く4回1死一塁では、同じくアレクサンダーのシンカーをバックスクリーン左へ15号2ランとして、今季初の2打席連続本塁打を記録しました。これにより、大谷選手は5月だけで8本塁打を放ち、シーズン通算15本塁打で両リーグトップタイに浮上しました。
この日は大谷選手の「ボブルヘッドデー」であり、球場では彼の首振り人形が配布されました。大谷選手はこれまでのボブルヘッドデーでも高いパフォーマンスを見せており、今回もファンの期待に応える形となりました。
ラッシング選手、デビュー戦で記録的な活躍
ドジャースの有望株であるキャッチャーのラッシング選手は、この試合でメジャーデビューを果たしました。2回には四球を選び、3回には打球速度110マイル(約177キロ)の中前打で初安打を記録しました。この打球速度は、スタットキャストが2015年に記録を開始して以来、ドジャース選手のデビュー戦での初安打としては最速となりました。さらに、8回には内野安打で出塁し、この日の3出塁すべてが得点に結びつきました。
ラッシング選手は試合後、大谷選手とのプレーについて「彼は間違いなく最高の選手です。彼と同じチームでプレーできて、本当に特別なことです」と語り、今後のバッテリーとしての共演にも期待を寄せました。
ボブルヘッドデーとは?
「ボブルヘッドデー」とは、MLBの試合で特定の選手の首振り人形(ボブルヘッド)が来場者に配布されるイベントデーのことです。ファンへの感謝を込めたプロモーションの一環であり、選手の人気や話題性を高める目的もあります。大谷選手のボブルヘッドデーは特に人気が高く、これまでの試合でも高いパフォーマンスを見せており、ファンの間で話題となっています。


