シカゴ・カブスの鈴木誠也選手(30歳・外野手兼DH)は、7月2日(日本時間)にリグリー・フィールドで行われたガーディアンズ戦で、2試合ぶりの23号ソロ本塁打を放ちました。打球速度104.4マイル(約168キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)と、豪快な一発。これにより打点は70へ到達し、ナ・リーグ単独トップに浮上しました。
今年はペース的にキャリア最多とされる74打点(2023年)や、大谷翔平選手の昨季記録130打点の更新も視野に入っています。日本人選手でシーズン100打点以上を記録したのは松井秀喜氏と大谷氏のみ。鈴木選手は、その歴史的領域へ着実に近づいています。
鈴木誠也のMLBでのこれまでの成績
シーズン別(MLB入り以降:カブス所属)
- 2022年:111試合、打率.262、14本塁打、46打点、出塁率.336
→ デビュー年にルーキーらしからぬ堅実な活躍。 - 2023年:138試合、打率.285、20本塁打、74打点、出塁率.357。シーズン打点74はキャリアハイ。シルバースラッガー賞も受賞。
- 2024年:132試合、打率.283、21本塁打、73打点、出塁率.366。
通算成績(MLB3年分)
- 447試合出場、打率.277、98本塁打、250打点、出塁率.350、長打率.482、OPS.832。
2025年シーズン(途中経過)
- 80試合で打率.258、22~23本塁打、69~70打点、出塁率.313、長打率.540、OPS.853。
2025年6月の月間成績
- 26試合出場、打率.226、8本塁打、17打点、出塁率.265、長打率.481、OPS.746。6月の本塁打数と打点はいずれも日本人野手トップレベル。


