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宇宙で『スター・ウォーズ』を楽しむ週末—野口聡一、無重力の映画体験

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日本放送のトーク番組「人生最高レストラン」に出演した元JAXA宇宙飛行士・野口聡一さんは、宇宙での週末の過ごし方を披露しました。「宇宙は景色が変わらず、同じような1日が続くと危険。うつになってしまうこともある」と語り、気持ちの区切りをつけるために「金曜日の夜には皆で映画を見るようにしている」とのこと。その中でも特に『スター・ウォーズ』を観るのが定番で、「宇宙ってかっこいいなと思いながら見てる」と、無重力空間での特別な感覚を笑顔で明かしました。


野口聡一とは

  • 1965年4月横浜市生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、1996年にNASDA(現JAXA)宇宙飛行士候補に選抜され、1998年にNASAよりミッションスペシャリスト認定を受けました。
  • 2005年のSTS-114ミッションでは、スペースシャトル「ディスカバリー」でISS組み立てに参加し、3度の船外活動(EVA)をリーダーとして実施、約20時間の活動を行いました。
  • 2009-10年にはロシアのソユーズでISSに長期滞在し、「きぼう」日本実験棟のロボットアーム子アームの取り付けや実験運用を担当しました。
  • 2020-21年には米国人以外として初めて、SpaceXクルードラゴン(Crew-1)に搭乗し、第64/65次長期滞在クルーとして再度ISSへ。同じく船外活動を行い、ISSで多様なミッションを遂行しました。
  • 計3回の宇宙飛行、4回のEVA、15年以上にわたる宇宙活動を背景に、滑走着陸・陸上降下・海上着水という3方式での帰還を世界で初めて達成し、ギネス世界記録にも2部門で認定されました。
  • 2022年6月にJAXAを退職。現在は東京大学の特任教授や企業顧問など多方面で活躍し、宇宙体験を基にした教育や講演、情報発信にも力を入れています。
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