7月4日、東京・国立競技場で開催された陸上日本選手権女子800m予選にて、高校3年生の久保凛(17=東大阪大敬愛高)が2分02秒56をマークし、全体トップで5日の決勝へ進出しました。
久保はスタート直後から先頭に立ち、400mを約60秒で通過。後続との差を広げ、終盤もペースを落とすことなく悠々とゴールしました。「1本目だから決勝につなげる走りを意識。一周目からリズムよく、二周目もスピードを落とさず終われた」と振り返りました。
目指すは世界選手権(9月・東京)への出場権。公式参加標準記録(1分59秒00)突破と日本選手権3位以内が条件で、久保は「絶対に標準記録を切って、優勝して終わりたい」と気合を語っています。
久保凛さんのプロフィール&性格
プロフィール
- 名前:久保凛(くぼ・りん)、2008年1月20日生まれ、17歳(高校3年)
- 出身地:和歌山県東牟婁郡串本町
- 身長:167cm(女子中距離選手として理想的な体格)
- 所属:東大阪大敬愛高等学校
- 自己ベスト:800m=1分59秒93(日本記録、2024年)・1500m=4分11秒07(高校歴代2位、2025年)
性格・人となり
小学生時代はサッカーに親しんでおり、U‑12県選抜にも選出。中学から陸上一本に専念し、抜群の運動神経と根性を武器に成長してきた。
礼儀正しく謙虚な性格で、インタビューでは常に冷静かつ丁寧な受け答えが印象的。練習や試合ではストイックに集中し、普段は明るく人懐っこい雰囲気。“健康的な笑顔”が周囲を和ませる一方、本番では顔つきが引き締まる二面性を持つ。


