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村上宗隆、ヤクルトで最後の季節へ──メジャー移籍へポスティング決定的

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ヤクルトの若き強打者・村上宗隆内野手(25)が、今季終了後にポスティング制度を利用してメジャーリーグへの移籍が「決定的」と報じられた。現在契約最終年で、日本でのプレーを締めくくる形となる見通し。

ヤクルト球団もこの動きに前向きで、人工的な障壁は排除する姿勢を見せている。林田球団社長は、もし村上がポスティングを申請した場合、それを承認する意向を示しており、夢の実現を全面的に後押しする方針。

今シーズン、村上は45試合出場で打率2割6分5厘、19本塁打、39打点を記録。故障で離脱した時期があったものの、復帰後は圧倒的なパワーを見せており、メジャーでも評価を集めている。球団支持のもと、今オフに複数のMLB球団が移籍獲得競争に乗り出す可能性も高い。

チームとしては、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全に消滅しており、シーズン終了後の去就に注目が集まる。村上自身は記者に対し「今、しゃべることはできないです」と慎重な姿勢を保ちつつ、敗戦後は「反省」や「明日への一歩」に意識を向けるコメントを残している。


ポスティング制度とは

ポスティング制度とは、日本プロ野球(NPB)に所属する選手が、所属球団の同意のもと、メジャーリーグ(MLB)の球団と交渉できるようにする制度です。具体的には:

  • NPB球団が選手のメジャー挑戦を認め、ポスティングを申請する。
  • MLB球団がその選手に対する入札(交渉権)を獲得するための費用を支払う。
  • 選手自身はその後、交渉権を得たMLB球団と契約条件を詰めることが可能。

この制度により、選手はNPBを退団することなくメジャー挑戦の道が開かれるが、所属球団との合意が前提であり、申請・承認の手続きが必要。村上の場合、ヤクルト球団がその申請と承認を容認しており、移籍の可能性が実質的に高まっている。

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