藤子不二雄Aの名作をロバート秋山竜次が謎のセールスマン・喪黒福造としてリアル化。Prime Videoで7月18日から全12話が配信され、宮藤官九郎、マギー、細川徹、岩崎う大ら豪華脚本陣によるオムニバス形式で“ココロのスキマ”を描く。
最初の4話(7/18配信)では:

- 「たのもしい顔」(脚本:宮藤官九郎)…山本耕史演じる頼母子雄介が、周囲に期待される自分に疲れ、喪黒に連れられ聖堂へ。
- 「シーソーゲーム」(同)…斉藤由貴&千葉雄大が30歳差の恋に揺れ、喪黒が“シワあわせパック”を提案。
- 「ソックリさん」(脚本:マギー)…本郷奏多が見栄を張り、喪黒がそっくりの他人を紹介。
- 「決断ステッキ」(細川徹)…黒島結菜が優柔不断な会社員を演じ、“決断ステッキ”で迷いを試される。
続く5〜8話(7/25配信)では、夢グループの石田重廣が“モグリズム”を歌う話、井桁弘恵の“デトックスヒロイン”、高嶋政伸&地下アイドルOCHA NORMAの“モグリズムⅡ”、中川大志の“借りパクの泉”など、多彩なテーマが登場。
最後の9〜12話(8/1配信)では、仲間由紀恵の“イン主婦エンサー”、國村隼の“海馬ガム”、勝地涼の“ホワイト上司”、濱田岳&小日向文世による“サブスクおじいちゃん”と、多様なキャラクターが喪黒と深く絡み合う構成だ。
全12話にわたって多彩なゲストが“心の隙間”を抱えた人物を演じ、秋山竜次の怪演がストーリーの核を貫く。各回完結のストーリーながら、現代社会の悩みを鋭く、時に皮肉を込めて描く作品として注目される一作です。
『笑ゥせぇるすまん』とは?
原作は藤子不二雄Aによるブラックユーモア漫画。黒いスーツ姿の喪黒福造が、悩める現代人の心に“スキマ”を埋める代償を求めつつ、その心理の奥底をえぐるオムニバス形式のダークファンタジー。昭和~平成にかけてアニメ化され、強烈な「ドーン!」のキメ台詞で知られる人気作が、今回大人向けにリメイクされた。


