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河村勇輝、シカゴ・ブルズとの2way契約は僅か3か月で終了

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米プロバスケットボール界で注目された日本人ガード、河村勇輝(かわむら・ゆうき)が、Chicago Bulls(シカゴ・ブルズ)との2way契約を、わずか3か月余りで解除された。チーム側の発表によれば、契約解除の主な理由は右下腿部(ふくらはぎ/下腿)の痛みであり、プレシーズンの最終3試合を欠場していたことが明らかになっている。

河村は夏季リーグでの活躍を受け、2025年7月にブルズとの2way契約を獲得。しかし、レギュラーシーズン開幕を目前に控えた10月17日にクラブは契約解除を発表し、直後に前クラブのMemphis Grizzliesでの2way契約を得ていた経験を持つ20歳前後の若手フォワード、Trentyn Flowersと契約を交わした。

当該の怪我がシーズン中断級かシーズンアウト級かは明らかにされていないものの、ブルズPRは「医療上の問題」として理由を説明。これにより河村のNBAでの挑戦は一時ストップを強いられる形となった。

ファンからは、ブルズでの速攻やゲームメイキングを心待ちにしていた声も多く、SNSでは「再起を期待」「この怪我を乗り越えて戻ってきてほしい」といった励ましが散見される。

今後については、まずリハビリと回復が最優先課題となる。もし健康を取り戻せば、またNBAやGリーグ、あるいは日本国内リーグでの復帰を目指す道も残されている。現段階でブルズとの契約解除は公式決定であり、再契約の可能性については未定だ。


河村勇輝の豆知識 5選

  1. BリーグでMVP&新人王を同時受賞
     日本国内のプロリーグ・B.Leagueでは、2022-23シーズンに所属したYokohama B‑CorsairsでリーグMVPと新人王を両獲し、アシスト部門でも高成績を残している。
  2. 身長5フィート8インチ(約1.75m)でNBA挑戦
     NBA基準では小柄な部類にもかかわらず、圧倒的なスピードと視野、パスセンスで存在感を示してきた。
  3. 日本代表として「1万点クラブ」入りも目前
     国際大会での活躍も目立ち、特にFIBA Basketball World Cup 2023 ではフィンランド戦で25得点の爆発を見せた。
  4. NBAでは複数回の2-way契約経験
     2024年にMemphis Grizzliesと契約して昇格し、その後2025年にブルズと2way契約を結んだが、今回リリースされている。
  5. 高校時代から高校大会優勝&トリプルダブル達成
     Fukuoka Daiichi High School所属時に全国高校大会で優勝経験を持ち、最終学年では全国大会決勝で10得点13リバウンド11アシストの“トリプルダブル”を記録した。
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