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志田千陽“新ペア”始動、28年ロス五輪メダルへ道筋を語る――ズレから再構築へ

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女子ダブルスでパリ五輪銅メダリストの志田千陽は、8月の世界選手権を最後に長らく組んできた“シダマツ”ペア(松山奈未とのペア)を解消。9月から新たに五十嵐有紗(旧姓:東野)とのペアを組み、2028年ロス五輪へ向けたリスタートを切っている。

11月3日に都内で行われたイベント後の囲み取材で、志田は「噛み合わない。課題だらけ」と新ペア結成直後の率直な心境を吐露。11年に及ぶ前ペアでは無意識でできていた動きが、新ペアでは一から意識的に変えなければならず、最初の3試合は手探りで終わったという。

しかし、遠征を重ねるうちに変化も出てきた。特にヨーロッパ遠征では「後衛での打ち分けの幅が増えた」と実感し、「4大会目からは自分たちのストロングポイントが見え、ちょっとずつ前に進んでいる」と前向きな手応えを語った。次戦は11日に行われる熊本マスターズに出場予定。「チームの再春館製薬所が熊本にある」「地元で生活圏も知っている」と、地の利も味方にして「悔しいで終わらないようにしたい」と意気込みを示した。28年ロス五輪でのメダル獲得を視野に、ゼロからの新コンビ復活劇が動き始めている。


志田千陽の豆知識5選

  1. 出身地は秋田県南秋田郡八郎潟町。
  2. 生年月日は1997年4月29日、身長は161〜162cm、利き腕は右。
  3. 所属は 再春館製薬所バドミントン部。高校時代から同じ所属で活動。
  4. 前ペアの松山奈未とのコンビ「シダマツ」は11年にわたる長期コンビ。新しいペアで再スタート。
  5. プレースタイルの特徴として、後衛からの攻撃力だけでなく、姿勢が崩れてもカバーできる返球力が高く評価されている。
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