カブスの日本人大砲・鈴木誠也(30)が、6月7日(現地時間)に敵地で行われたタイガース戦で15号と16号のソロ本塁打を放ち、6‑1の快勝に大きく貢献しました。2打席とも1点差序盤と試合終盤での一振りで、まさに勝負強さを印象づける活躍でした。
この試合ではチーム全体で5本塁打が飛び出し、鈴木の2発が攻撃をリード。それぞれ初回と8回の本塁打は、クルー投手陣にとっても朗報となりました 。これでシーズン通算16本塁打、55打点となり、ナ・リーグの打点トップにわずか2打点差にまで迫りました。
鈴木は打率.269、OPS.895と安定的な打撃成績を残しており、今季は打点王争い真っ只中です 。また、MLBでは「50打点最速到達」の記録も更新しており、今後の活躍次第ではリーグトップに立つ可能性を秘めています。
SNSでも鈴木への称賛が止まず、現地ファンからは「彼ほど勝負を決めるバッターはいない」「日本人選手としての活躍がすごい」と歓迎ムード。redditでは「Seiya just took the MLB lead in RBIs too」と投稿され、チームメイトのCrow‑Armstrongとのバッティング王争いも話題になっています。
こうした好調に後押しされ、カブスは中地区首位で、攻守ともに連勝モード。鈴木は「チームの勝利が一番」と語り、打撃の好調をチームの勢いに変えています。メジャーに渡ってから3年目の鈴木は、すでに71本塁打、248打点を記録し、日本人最多本塁打などのメディア注目も集めています 。
今後のスケジュールでは、強豪との連戦が続きますが、鈴木の「勝負強い一発」がリーグ上位争いに重要な影響を与えそうです。目標は今季100打点超え、日本人MLB選手のシーズン最多打点記録更新へ。ファンも「メジャー史上最強の日本人バッター誕生か」と期待を寄せています。
- オオタニは2024年にドジャースで歴史的数字となる130打点を記録し、日本人トップ 。
- 鈴木は現在進行中ですが、55打点で既にトップ争いに割って入るほどのペース。
- 松井秀喜は2004年に129打点(AL最高)を記録し、そのシーズンの最多打点ランキングでも上位でした。
- イチローは打率やヒット数で世界的記録を打ち立てましたが、打点数はMLBでは78打点が自己最高。
- 松井稼頭央は、日本人通算で100打点前後の記録があるとされていますが、正確な年度記録が資料不足のため参考として記載しています。
鈴木は今後、MLB日本人最多打点記録更新に向けて佳境に突入しています。オオタニの130打点という大記録がある中、それを超えるかどうか。今後の活躍に注目です。


