シカゴ・カブスの主砲・鈴木誠也が6月24日(日本時間25日)、セントルイスで行われたカージナルス戦にて第2打席で21号ソロを放ち、昨年のキャリア最多本塁打と並びました。打球はライナー性で、その飛距離と角度から“低空弾”と呼ばれる強烈な一撃。これで今季はわずか66試合で21本塁打に到達し、シーズン43本ペースとなっており、大谷翔平投手の日本人右打者最多記録更新へ向けて視界良好です。
21号は2試合ぶりの一発となり、24日のマリナーズ戦では4度目の1試合2本塁打を記録。打点は67に到達し、これはリーグトップに位置しています。その一方で本拠地と敵地を問わない爆発力を示す鈴木は、今後の更なる記録更新への期待が高まります。
チームとしては、ナ・リーグ中地区首位をキープし、6月24日時点で46勝31敗・勝率.597と好調。ブルワーズとの差は3.5ゲームあり、地区優勝争いで優位に立っています。ただし、24日のカージナルス戦は8−2で完敗。直近の対戦では打線が封じられた形ですが、首位争いに大きな影響は出ておらず、引き続き地区制覇に向けての戦いが続きます 。
今季カブスの成績・チーム状況
- ナ・リーグ中地区成績では、カブスは46勝31敗・勝率.597と地区首位を走行中。2位ブルワーズに3.5ゲーム差をつけています。
- チーム内リーダーでは、本塁打はクロウ=アームストロングの21本、打点は鈴木の64打点がチームトップ。
- 一方で直近の24日、カージナルス戦では8−2で敗れて首位対決を落としましたが、地区首位の座は維持中です。