ニュース / スポーツ| タ

“肩に手”外交に賛否/高市早苗首相×ガブリエル・ボリッチ大統領 “距離近すぎ”批判の正体とは

ニュース / スポーツ
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

10月末~11月初旬にかけて、アジア太平洋経済協力会議(APEC首脳会議)の席上で、首相の高市早苗氏がチリのガブリエル・ボリッチ大統領と談笑、肩に手を回すような親しい様子を見せた動画が投稿され話題となった。

ボリッチ大統領がその様子を動画で「ノリノリ」に公開し、しかもなぜか背景音楽に日本のアイドル曲である恋するフォーチュンクッキー(通称「恋チュン」)が使用されていたことで、SNS上では「距離感がバグってる」「関西のおばちゃん最強説」といった声とともに、「首相としての品位に疑問」との批判も巻き起こった。

一方で、チリ側の報道・SNSでは「温かく人間味のある交流」「女性首相としての好スタート」と好意的に受け止められており、日本国内の批判とは温度差がある。

批判の根底には、日本における「パーソナルスペースを重んじる文化」「政治家は一定の距離を保つべき」という慣習があると分析されており、肩に手を回す・笑顔でカメラを指すという所作が「馴れ馴れしい」「営業マンみたい」と受け取られた。ただし、外交儀礼や文化比較の視点では、相手国文化ではむしろ歓迎表現とされる可能性も示唆されており、今回の批判が国内のSNS論争に過ぎない可能性もある。

結論として、今回の“距離近すぎ”批判は、映像の切り取り・SNSの即時反応・文化背景のギャップが重なったものと言え、外交成果そのものに重大な問題があるというわけではない。ただし、政治家として国際舞台に立つ以上、「どのような所作がどの文化でどう受け止められるか」を慎重に考える重要性が改めて浮き彫りになった。


ネット上の声5選

  1. 「この人営業やったら間違いなくトップセールス」X (formerly Twitter)+1
  2. 「関西のおばちゃん最強説を提示させていただきたいです」X (formerly Twitter)+1
  3. 「高市早苗氏はやはり距離感がバグってる」はてなブックマーク+1
  4. 「初対面で首に手を回すのは失礼」「日本代表として恥ずかしい」note(ノート)
  5. 「この映像、チリ側ではむしろ“温かい歓迎”として好評らしい」note(ノート)

高市首相の豆知識5選

  1. 高市早苗氏は、2025年10月21日付で日本の首相に就任し、国内で初の女性首相となりました。
  2. 出身は奈良県で、衆議院奈良県第2選挙区を拠点としています。
  3. 学歴は、神戸大学経営学部を卒業しています。
  4. 自由民主党内では「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の会長職を務めるなど、セキュリティ・防衛分野に力を入れていた議員です。
  5. 外交・国際舞台で“距離を詰めて相手に寄る”という手法を取ることで知られており、今回のチリ大統領とのやり取りもそのスタイルの一環と見る向きがあります。
タイトルとURLをコピーしました