7月19日、都内のBlu‑ray&DVD発売記念イベント「真夏の合同捜査会議」に登壇した柳葉敏郎さんが、『踊る大捜査線』人気キャラクター・室井慎次について語りました。室井慎次を主人公とした2部作(『敗れざる者』『生き続ける者』)は2024年に公開され大ヒットし、5月14日より映像商品とデジタル配信が開始されているとのこと。
柳葉さんは、「もう室井慎次とは関わらないと思っていた」と振り返りつつも、再びその役に巡り会えた喜びを語り、「“やってくれてありがとう”という言葉をいただいて、本当にやってよかった」と胸中を明かしました。
イベントでは、本広克行監督やプロデューサー亀山千広氏も登場。亀山Pは、2026年公開予定の新作に向けて「室井が亡くなっていることは決定事項として」描かれる予定であることを明言。つまり、次作では室井慎次は既に故人という扱いになることが示唆されました。
室井慎次とは?
- 登場シリーズ:「踊る大捜査線」(1997年〜TVシリーズや映画)に登場する大手町中央署の敏腕刑事。冷静沈着かつ正義感が強く、“上司としての信頼”と“仲間思い”の人柄で多くのファンに愛されてきました。
- 役どころ:青島俊作(織田裕二)の直属の先輩で、シリーズのメインキャスト。強い責任感とリーダーシップを兼ね備え、事件解決や捜査チームをまとめる存在としてシリーズを支えました。
- 2024年2部作:柳葉敏郎が主演を務めたスピンオフ映画2本(『敗れざる者』『生き続ける者』)では、“事件の黒幕に近い重厚な捜査”の舞台に室井が再登場。単なる脇役ではなく、彼の視点で物語が描かれ、シリーズへのオマージュと深掘りが高く評価されました。
柳葉敏郎さんのコメントまとめ
- 「役を降りるつもりだったが、また戻れて光栄だった」
- 「ファンからの反応が励みになり、役者として幸せを感じた」
- 次回作では、室井は既に亡くなっている設定に—。彼の存在感は回想や絡み合う人間ドラマの中で生き続け、シリーズへの影響は色あせないと期待されます。


