ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショーが本拠地ドジャーススタジアムでのレギュラーシーズン最後の登板を迎えた9月19日(日本時間20日)、大谷翔平がその夜のヒーローとなった。敵先発ロビー・レイから、5回2死一・二塁で放ったスイングが左翼ポール際へと飛び込む逆転の52号3ラン本塁打。試合はドジャースが6−3でジャイアンツを下し、カーショーの“負け”が帳消しになった。
試合後、カーショーは「ショウ(大谷)のホームランは信じられないよ。このチームの一員になれて本当に光栄です。みんなはここ数日、私のために全力を尽くしてくれた」と感謝と感激を口に。大谷の一発がカーショーの花道を鮮やかに彩った。
また、ドジャースの監督デーブ・ロバーツはこの勝利を機に、「ポストシーズンへの大事な6週間が始まる」とチームに気を引き締めさせた。プレーオフへ向けての準備期間を意識し、残りの試合を重要視する姿勢を示している。
カーショー(クレイトン・カーショー)について
クレイトン・カーショーはMLBロサンゼルス・ドジャースの左腕投手で、長年にわたり同一球団で活躍する“レジェンド”の一人。以下が主なプロフィール・実績:
- 生年月日:1988年3月19日。
- チーム:ロサンゼルス・ドジャース。キャリア全体をドジャース一筋でプレー。
- 実績:通算で222勝96敗、防御率2.54。三振数は3,045を超える。
- 栄誉:3度のナショナルリーグサイ・ヤング賞受賞、11度のオールスター選出など多数。
- 引退表明:2025年シーズン限りでの引退を発表しており、この日がホームでの最後の登板だった。


