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22年ぶりの快進撃!『国宝』、公開77日間で名作を超え邦画実写歴代2位の快挙

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公開中の映画『国宝』が、2025年8月21日までの公開77日間で観客動員782万9,237人、興行収入110億1,633万2,800円を突破しました。これは、歴代邦画実写興行収入ランキングにおいて、1983年の『南極物語』(興収110.0億円)を抜き、2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(興収173.5億円)に次ぐ第2位にあたる記録です。

本作は、吉田修一による同名小説を原作とし、主人公・喜久雄の50年間にわたる人生を、歌舞伎の世界で描いた壮大な芸道ドラマ。主演に吉沢亮、横浜流星、渡辺謙ら豪華キャストが共演し、李相日監督の演出で「100年に一本の壮大な芸道映画」と評されるほどの注目作です。

公開初日からの評判も非常に高く、TOHOシネマズによる初日アンケートでは満足度97.2%を記録。公開から73日間で早くも興行収入105億円を突破し、22年ぶりとなる邦画実写の100億円突破を達成していました。その勢いは止まらず、77日目に110億円突破という驚異の興収を記録しました。
このような記録連発は、まさに社会現象と呼べるヒット作の証。公開から時間がたつほど観客の口コミによる支持が広まり、シリーズ最高の興収記録を目指して追い上げている状況がうかがえます。

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■ 邦画実写興行収入ランキングについて

歴代邦画興行収入ランキングでは、アニメ作品が上位を占める中、実写映画の中で興行収入が高い作品も存在します。日本語版ウィキなどに基づくと、おおよそ以下のような傾向があります:

  • 歴代邦画全体(アニメ含む)では、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(407.5億円)、『千と千尋の神隠し』(316.8億円)、『君の名は。』(251.7億円)などがトップに位置しており、邦画興収はアニメが圧倒的に強い状態です。
  • 邦画実写作品のみのランキング(興行通信社調べ)では、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円)が長らく第1位の座を保持していました。続いて今回『国宝』が第2位に浮上し、その次に『南極物語』(110.0億円)やその他実写ヒットが続く形です。

要するに、邦画全体ではアニメ作品が圧倒的ですが、実写映画に絞った場合、『国宝』の現在の順位は異例の快挙。これにより、実写映画ファンにとっても熱烈な注目作となっています。

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