阪神タイガースの石井大智投手(28)が、8月30日の巨人戦で劇的な快投を見せ、劇的なプロ野球日本記録を塗り替えました。3-2と1点リードの8回に登板。キャベッジ、吉川を連続空振り三振に仕留め、最後は149kmの直球でリチャードをゴロに仕留めました。この見事な登板で、44試合連続無失点を達成し、自身の新記録を更新しました。連続無失点イニングも43となり、その安定感に磨きがかかっています。
石井投手は8月13日にセ・リーグ記録を更新する「39試合連続無失点」をマークし、8月17日にプロ野球新となる「40試合連続無失点」を達成しました。その後も無失点記録を更新し続け、今回の44試合で新たな歴史を刻んだのです。
さらに、リリーフ陣を率いる藤川監督からのアドバイスが功を奏したようで、試合後には「監督にアドバイスをいただいて、すごくいい感覚で投げられた」と語るコメントも。極めて冷静な表情でベンチに戻る姿からも、彼の集中力と責任感が伝わってきます。
連続無失点試合ランキング トップ3(NPB歴代)
史上最多の連続無失点登板数のランキングは以下の通りです(現在進行中含む):
| 順位 | 選手名 | チーム | 記録試合数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 石井大智 | 阪神 | 44試合(※記録更新中) |
| 2位 | 平良海馬 | 西武 | 39試合(2021年 開幕から) |
| 3位 | 藤川球児 | 阪神 | 38試合(2006年) |
石井大智投手の圧巻の快投は、まさにリリーフ陣の心臓と言える活躍です。チームの優勝争いを支えるエースとして、今後の登板もますます目が離せません!


