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“100年ぶり”と言われた快投──山本由伸、10奪三振の絶品ピッチングで米メディアをうならす

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ロサンゼルス・ドジャースの先発・山本由伸が、9月13日(日本時間)、敵地オラクル・パークでのジャイアンツ戦で驚異的な投球を見せた。7回を投げ、わずか1安打、1四球、1失点という内容で、奪三振は自身最多タイの10。米記者からは「球団史上2人目」「100年に一度の快投」と称賛されるほどの出来栄えだった。 

全投球数91球。球種の内訳はフォーシーム30球、スプリット29球、カーブ19球、シンカー8球、カットボール5球。最速はフォーシームで97.8マイル(約157.3キロ)を記録。特に高めのフォーシームと膝元のカーブを有効に使い、打者を翻弄した。

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被安打1本という省エネな投球のうち、被 “ハードヒット”(打球速度95マイル以上)はわずか4本。2回以降は失点させず、打者を寄せ付けない完璧な内容だった。ストライク投球率、コースの取り方ともに緻密で、試合の流れをしっかりコントロールした。

この日のピッチングは、山本がこれまでMLBで見せてきた中でもピークのひとつとの見方が強い。「100年ぶりの快投劇」という表現は、球団(ドジャース)の歴史で類を見ない驚きとインパクトを伴う内容だった。ファンだけでなく、専門家もそのパフォーマンスを高く評価している。


山本由伸(Yoshinobu Yamamoto)について

山本由伸は日本のプロ野球(NPB)出身の投手で、現在メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースに所属。右投げ。岡山県備前市出身。

NPB時代にはオリックス・バファローズのエースとして活躍し、三度の沢村賞受賞、MVP、打者三冠争いなど、数々のタイトルを獲得。登板ごとに高い勝率・防御率の低さを誇りました。

MLBへは2023年末にポスティング制度を使って移籍。2024年シーズンからドジャースでプレー。メジャーでもその才能を発揮しつつあり、速球・変化球の組み合わせ、緻密な投球術で注目を集めています。

また、この日の投球では、最速97.8マイルのフォーシーム、スプリットや曲球(カーブ)、シンカーなど多彩な球種を駆使。ストライク率・コントロール・緩急の使い方に加え、相手打線を高めと低めで揺さぶる配球が成功していた点が、米記者・専門家において特に評価されている。 

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