アイドルグループ Snow Man の目黒蓮が、人気漫画『SAKAMOTO DAYS』の実写映画化で主演を務めることが発表されました。監督は数々の実写コメディ／アクションを手がけた福田雄一。公開は 2026年ゴールデンウィークが予定されています。
物語の主人公は坂本太郎。かつては凄腕の伝説の殺し屋として恐れられていた彼でしたが、ある女性・葵との出会いをきっかけに引退。結婚し娘もでき、今では「坂本商店」を営む平穏な日常を送っています。が、その長い平和の中で坂本はふくよかな体型――推定体重140kgにまで太っています。普段は温かく包容力のある父親／店主として、家族思いの人物として描かれますが、戦いの必要が生じると、一転“最強の殺し屋”としての鋭い本気モードを取り戻し、スマートに痩せた状態へと変貌する――この二面性を演じ分けるのが目黒蓮の役割です。
撮影では、この“ふくよかな坂本”を見せる日のために、毎日約4時間もの特殊メイクが施されるとのこと。体型のみならず、役の内面、過去と現在、日常と非日常を行き来するキャラクターの複雑さが、目黒蓮の新たな演技挑戦として注目を集めています。
原作は鈴木祐斗氏による『SAKAMOTO DAYS』。「少年ジャンプ」で 2020年11月より連載開始され、単行本23巻、累計発行部数は全世界で 1,500 万部（デジタル含む）を突破済み。アニメ版も Netflix 配信などで大ヒットを記録し、その人気と期待値を背景に、実写版への注目は非常に高まっています。
目黒蓮（めぐろ れん）について
目黒蓮は 1997年2月16日生まれ、東京都出身。現在はアイドル、俳優、モデルとして幅広く活躍しており、男性アイドルグループ Snow Man のメンバーとしても知られています。
- 入所・グループ活動：2010年（中学2年）にジャニーズ事務所へ入所。宇宙Sixを経て、2019年1月に Snow Man 加入。以後は Snow Man 専任。
- 俳優としての活動：モデル活動も並行しつつ、ドラマや映画に次々と出演。代表作に NHKの朝ドラ、月９ドラマ、映画「月の満ち欠け」「わたしの幸せな結婚」「トリリオンゲーム」などがあります。演技力にも定評があり、日本アカデミー賞などの新人賞・助演賞を受賞しています。
- 特徴・強み：高身長（185cm）でモデルとしても映えるビジュアルを持ち、それだけでなく演技でキャラクターの感情や二律背反な側面を表現できる役者としての表現力が評価されています。今回のような体型変化のある役でも、そのギャップが見せ場に。
