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緊迫の8回、石井大智が真っ向勝負で火消し──阪神、日本シリーズへ一直線

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阪神タイガースは10月17日、DeNAとの「2025 JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」第3戦で4-0と勝利し、アドバンテージ1勝を含めて無敗で日本シリーズ進出を決めた。

試合終盤、8回に二死満塁の大ピンチを迎えた中、阪神は右腕・石井大智をマウンドへ送った。石井はこの場面で力強いストレートを武器に見事な火消し投球を披露。解説者からも「シーズン中のそのままを出してくれました」と称賛され、元捕手の谷繁元信氏からも「今日もシーズン通りの内容を見せてくれた」との高評価が飛んだ。

番組での解説では、大矢明彦氏が「インハイの直球を使えるのが彼の強み。キャッチャーも安心感を頼れる」と語り、またマウンド上での采配調整も話題となった。坂本捕手と石井の間で意見を交わし、「真っすぐで勝負しよう」という判断に落ち着いたという流れにも触れられた。

この登板で、石井の価値と信頼性は改めて際立った。決戦の舞台で“らしさ”を貫き、阪神を勝利に導く一投となった。


石井大智の豆知識 5選

以下は報道・公的資料などからまとめた、石井大智にまつわる興味深いエピソードや特徴です:

  1. 高専出身/NPB初の高等専門学校卒選手
     秋田工業高等専門学校出身で、国立の高専卒選手としてNPBドラフト指名を受けた初の事例とされる。
  2. 独立リーグ経由でプロ入り
     プロ入り前は四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスで投げ、そこでの成績などを経て、2020年ドラフトで阪神から指名を受けた。
  3. ストレートの最速は153km/h
     独立リーグ時代に153キロを記録したことがあり、直球の威力を持つ投手として注目を集めた。
  4. 2025年の異例な防御率:0.17
     2025年シーズン、53試合に登板し、防御率0.17という驚異的な数字を記録(53イニングで被失点ほぼゼロ)で、解説者からも「シーズン通りの投球」と称えられた。
  5. 緻密な自己管理とルーティン
     インタビューで、試合前後のストレッチやサプリメント管理、体調管理を重視していると語っており、妻(アスリートフードマイスター資格保有者)のバックアップも受けながら、再現性の高い投球を目指している。
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