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“日本人初”の快挙目前?山本由伸がサイ・ヤング賞最終候補に“ワールドシリーズMVP&投手最高栄誉”ダブル受賞なるか

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メジャーリーグ・ナショナルリーグの年間最優秀投手に送られる サイ・ヤング賞の最終候補者3人が、日本時間2025年11月4日発表され、 山本由伸(Los Angeles Dodgers/27歳)がその候補に名を連ねた。

シーズン成績では、30先発で12勝8敗、防御率2.49というリーグ2位の数値をマークし、奪三振201という圧巻の数字も残している。
さらにポストシーズンでは圧倒的な活躍を見せ、シリーズMVPにも輝いた。もし受賞すれば、日本人投手として初のサイ・ヤング賞受賞となる快挙だ。

このニュースは、日本の野球ファンのみならず、海外メディア・球界関係者からも驚きと称賛をもって受け止められた。数年前に来日開幕戦先発を務めて以来、メジャー2年目でここまでのインパクトを残した山本の歩みは、まさに“快進撃”と呼べるものだ。今後の発表(受賞者は現地時間13日/日本時間14日に決定)に向けて“ダブル受賞”の可能性に熱視線が注がれている。

一方で、最終候補に選ばれた他の2人、 ポール・スキーンズ(パイレーツ)と クリストファー・サンチェス(フィリーズ)も防御率やQS数で優秀な成績を残しており、受賞争いは最後まで注目だ。

日本人投手がこの賞を手にすれば、文字通り“日本人初”という歴史的な瞬間に。山本本人も「チームのために自分がやるべきことをやった」と静かに語っており、その言葉通りの成果をシーズンで示した。今後の発表を胸に、日本中のファンが期待とともに固唾をのんで見守っている。


サイ・ヤング賞の豆知識 5選

  1. 創設は1956年、投手史上最多勝の Cy Young に敬意を表して制定された。
  2. 当初は両リーグを通じて年1名の受賞だったが、1967年からはア・リーグとナ・リーグそれぞれ1名ずつ選ばれる形式に。
  3. 選考は ベースボール・ライターズ・アソシエーション・オブ・アメリカ(BBWAA)所属記者60名前後の投票で決まり、1位票は7点、2位票は4点、3位3点、4位2点、5位1点という配点制。
  4. 歴代最多受賞は Roger Clemens の7回。連続受賞最多は Greg Maddux と Randy Johnson の4年連続。
  5. 日本でいうところの「沢村賞」に似ているが、沢村賞は先発投手限定であるのに対し、サイ・ヤング賞はリリーフ投手も対象になる点など運用上の違いがある。
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