パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージで、北海道日本ハムファイターズが崖っぷちだった状況から一気に反撃を見せた。第5戦では福岡ソフトバンクホークスを7-1で破り、3連勝でシリーズをタイに戻し、10月20日の第6戦での“逆王手”成立に迫っている。
この快勝劇は、4回に先頭打者安打から先制し、犠飛・適時二塁打で3点を奪取。5回にはさらに2点二塁打とスクイズで加点し、実質決め手となった。投手陣も好投を重ね、ソフトバンク打線を寄せつけなかった。
チームは先の2連敗で断たれていた日本シリーズへの道。しかし、その後の3連勝で流れを一気に引き戻した。特に、先発投手の好調が目立っており、試合後には「来たな、という気持ちです」と喜びを語る姿も。
現在シリーズは「2位日本ハム vs 1位ソフトバンク」で行われており、ソフトバンクにはリーグ優勝チームとして「1勝のアドバンテージ」が与えられている。そのため、日本ハムが勝てば日本シリーズ進出となるが、引き分けや負けならソフトバンクが王手をかけるという緊迫の展開だ。
20日の第6戦に向けて、日本ハムの勢いがそのまま流れに乗るか、ソフトバンクが意地を見せるか。劇的な展開を「ドラマ」として実現させるか、注目が集まっている。
日本ハムの豆知識5選
- 本拠地:北海道札幌市を拠点とし、チーム名に「北海道」が含まれる数少ないプロ野球チーム。
- 創設年および運営:元々は札幌に本拠を置く「日ハム」ブランドとして親しまれ、現チームとしての歴史も長い。
- リーグ戦での立ち位置:今季(2025年)はレギュラーシーズンを2位で終え、シリーズでも逆境からの巻き返しを見せている。
- 監督および指揮体制:現在は新庄剛志監督がチームを率いており、就任後初となる日本シリーズ進出の可能性が話題に。
- ドラマチックなプレーオフ歴:過去にも逆襲や大勝、劇的な勝利など「波がある強さ」で知られ、今季もそれを地で行く展開となっている。


