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“働いて×5” が象徴した2025年 ― 新語・流行語大賞に見るこの一年の空気

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2025年12月1日、2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞 の年間大賞に、高市早苗 首相による「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/高市早苗首相」が選ばれました。

この言葉は、高市氏が自民党総裁選直後の演説で口にしたもので、就任16日目にノミネート入りし、見事に“2025年の顔”となりました。

ネットのコメントでは、
「昭和の気合を思い出す」「久しぶりにガツンと来た」「働きすぎを称賛するのは時代錯誤では」「首相らしい気迫ある決意表明」「ワークライフバランスは大事にしてほしい」

といった声が寄せられています。

この受賞をめぐっては、過労を助長するのではとの懸念や、逆に「本気で国のために動く覚悟の表れ」として賛否の議論を呼びました。表彰式で高市氏は「長時間労働を美徳とする意図はない」と釈明したものの、そのインパクトの大きさに改めて注目が集まりました。

【速報ライブ】新語・流行語大賞「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞!高市早苗総理や「トランプ関税」赤沢大臣が登壇【LIVE】(2025年12月1日) ANN/テレ朝

新語・流行語大賞の豆知識5選

  • 創設の背景:1984年に始まり、時代を映す言葉を「新語・流行語大賞」として年末に振り返る恒例行事です。
  • 選考方法:毎年ノミネート語(例:今年は30語)から、選考委員によって「トップ10」と「年間大賞」が選ばれます。
  • 政治家の言葉の受賞は稀:首相や総理大臣の発言が年間大賞に選ばれるのは少なく、2009年の鳩山由紀夫氏以来16年ぶりの快挙でした。
  • 言葉は社会の反映:過去には「政権交代」「小泉劇場」「アベノミクス」など、政治や経済、流行のムードを象徴する言葉が多く選ばれてきました。
  • トップ10の多様さ:今回のトップ10には、政治関連だけでなく、社会問題、流行、カルチャーを反映した言葉も並び、「“流行語”という枠の広さ」が感じられます。
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