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虎の大黒柱が連夜V撃!大山悠輔、7年連続60打点の快挙――“早川に恩返しを”の一打に込められた熱い思い

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阪神の主砲・大山悠輔が、8月27日の横浜スタジアムでのDeNA戦でまたもや勝負強さを見せた。4回、先発のルーキー・早川太貴の好投を援護すべく、大山は1死一塁で左中間を深々と破る先制の適時二塁打を放ち、スコアに貴重な1点を刻む。続く熊谷の適時打により、自身も2点目の生還を果たし、この夜の決勝点を叩き出した。

前夜には9回2死一塁という崖っ縁で逆転の右翼への起死回生2ランを放ち、そのまま連夜の“V(勝利を決める)撃”となる活躍。この日はDeNAのエース・東を相手に、昨季の対戦打率.429という好相性を生かし、初球のカットボールを一閃した。

大山は、「ルーキーの早川が頑張っていたので、何とか先制点を取りたいと思っていた」と語り、チームと若手への思いやりも垣間見せた。この一打でシーズン60打点に到達し、プロ3年目の2019年から「7年連続60打点」は、球団史上でもわずか3人目という偉業(藤村富美男・金本知憲に次ぐ)。生え抜きではわずか2人目という記録でもある。

この日は6回にも右前安打を記録し、ハマスタでの通算打率は.375と高水準。DeNA戦での勝ち越し打点も球団最多を更新するなど、対戦相手を問わず安定感を示している。試合後、大山は「また明日も試合があるので、勝てるように頑張りたい」と意欲を見せた。


大山悠輔について

プロフィール

  • 名前・所属:大山悠輔(おおやま ゆうすけ)、阪神タイガース〈背番号3〉所属のプロ野球選手(内外野手)。
  • 生年月日・出身:1994年12月19日、茨城県下妻市出身。
  • 体格・投打:右投右打、身長181 cm、体重95 kg。
  • 経歴:つくば秀英高、白鴎大学を経て2016年ドラフト1位で阪神に入団。翌2017年6月に一軍デビューし、同年に新人特別賞を受賞。

打撃・成績

  • 安定した長打力と高い打率を兼ね備え、多くのシーズンで60打点以上を達成してきた。2025年には年俸3億4000万円の5年契約中で、球団の中心選手として活躍中。
  • NPB公式記録によれば、2025年8月時点まで通算で1091試合、打率.268、610打点を記録。
  • 守備でも三塁手や一塁手、外野手としてユーティリティ性を発揮しているほか、侍ジャパンにも選出歴あり。

特徴と意義

  • 強打と打席での勝負強さが持ち味で、“頼れる4番”としてチームの勝利に直結する活躍を続けている。今回の「7年連続60打点」は、球団史に刻まれる偉業となる記録である。
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